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村上茉愛 H難度2つも…無念7位「どうしたら勝てるのかな…」

[ 2016年8月17日 03:12 ]

演技を終えた村上は笑顔で手をふる

リオデジャネイロ五輪体操・女子種目別床運動決勝

(8月16日 リオ中央体育館)
 男女の種目別決勝が行われ、女子床運動で村上茉愛(20=日体大)は14・533点で7位となった。

 トップバッターで演技に臨んだ村上は2つのH難度を含んだ演技攻勢。最初のH難度「シリバス」を成功させ、続くE難度の4回転ターンも決めた。しかし2つ目のH難度技「チェソビチナ」では着地が乱れ、その後のダンスパートでバランスを崩す痛恨のミス。減点がひびき14・533点で後続の結果を待った。

 演技を終えて「とにかく結果にはこだわず楽しくやろうと思って、気持ちよく出来たかなと思っています」と演技自体には満足。

 しかし海外の選手たちが演技をするたびに順位が下がっていき、その間は「次どんな技やろうかなとか、どうしたら海外の選手に勝てるのかなというのが頭に浮かんでいました」と悔しい思いをしたという。

 それでも「4年後は絶対にメダルにとりたいので、しっかり対策をします」と前を向いた。

 試合は、15・966点のシモーン・バイルス(19=米国)が金メダルで優勝。2位に15・500点のアレクサンドラ・レイズマン(22=米国)、3位に14・933点でエイミー・ティンクラー(16=英国)が続いた。

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