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錦織、銅メダルは「重かった」 金との差も痛感「決勝凄まじかった」

[ 2016年8月15日 10:46 ]

銅メダルを手に笑顔の錦織

リオデジャネイロ五輪テニス・男子シングルス3位決定戦 錦織圭 6―2、6―7、6―3 ラファエル・ナダル

(8月14日 五輪テニスセンター)
 日本勢96年ぶりとなるメダルを獲得した錦織圭(26=日清食品)が表彰式後に報道陣に対応し、「重かった。重量的にも重いし、受け取った時にいろんな思いが駆け巡った」と振り返った。

 達成感がある一方で、もちろん悔しさもある。「隣にいるアンディ(マリー)がすごく高いところにいるという印象もあった」と金メダルとの差も痛感した。マリー(英国)とデルポトロ(アルゼンチン)のと4時間を超える決勝は一部見ることができ、「凄まじかった。テニスをあまり見入ることはない。あれだけのハイレベルなテニスをされると楽しいけど困っちゃいます」と話した。

 リオに到着した時には「こういう機会は4年に1回しかない。他の競技の選手と間近で触れ合ってモチベーションをもらえる。僕自身も楽しんで1週間を過ごしたい」と話していたが、バドミントンや卓球も観戦したという。バドミントンについては「本当はあの…シングルスの桃田君が見たかった」と言いよどみながらも本音を明かしていた。

 また、選手村での生活は「2、3日前からシャワーがすごく強くなってうれしい」と小さな喜びを感じたのだとか。「僕の部屋は(トイレが)詰まることが一回もなかった。うんちしないですけどね」と冗談とも本気ともつかないことを口にした。

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