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高田総監督 前半「80点」と総括 金14個達成は厳しい見通し

[ 2016年8月13日 23:03 ]

記者会見で、リオ五輪前半戦を総括する日本選手団の高田裕司総監督

 リオデジャネイロ五輪日本選手団が13日、メインプレスセンターで前半戦を総括する記者会見を開き、高田裕司総監督は既に前回ロンドン五輪に並ぶ金7個を含む計24個のメダルを獲得したことに「中間会見の段階で金10個を目標としていたので、少し足らないが、まずまずの結果。100点満点中、80点」と総括した。

 日本は前回金メダルなしに終わった柔道男子が全階級でメダルを獲得し、金は2個だった。同じくお家芸の体操や競泳の活躍も目立った。ただ、同監督は柔道と競泳でそれぞれ「あと1個金メダルが欲しかった」とし、目標とする金14個の達成は「ちょっと厳しいかなというのが現状」と述べた。

 橋本聖子団長はカヌーや卓球男子で史上初めてメダルを獲得した点なども評価し「2020年東京五輪に向け(得意競技ではない)他競技でどれだけのメダルを獲得できるかが大きな目標の一つ。非常に大きな(いい)流れになり、後半戦にバトンタッチできる」と語った。

 後半には吉田沙保里選手らに「金」の期待がかかるレスリング女子やバドミントンが控える。(共同)

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2016年8月13日のニュース