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錦織地元の松江も歓喜 母校の後輩ら「格好よかった」「大感激」

[ 2016年8月13日 16:17 ]

激闘を制し感極まる錦織(AP)
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リオデジャネイロ五輪テニス

 男子シングルスで、この種目で日本勢として96年ぶりの4強入りを果たした錦織圭(26=日清食品)を応援するパブリックビューイングが13日未明、松江市総合体育館であり、錦織の母校の後輩たち、県テニス協会の関係者ら、ファン約80人が夜を徹して声を枯らし、“奇跡”の逆転勝利に歓喜した。

 錦織の母校、開星中学校テニス部3年の井上美陽子さん(14)は「リードされていたけれど、最後まで攻めのプレーを貫いてすごかった。格好よかったです。(錦織選手が中学の先輩で)誇らしい。ちょっと眠たかったけれど、錦織選手の試合を見て目が覚めました」と、メダルへとつながる夢を興奮気味に話した。開星高校テニス部3年の平林輝さんは「心に響く試合だった。こんなことができるだなんて。ファイナルのサーブの時、諦めかけていたけれど、勝ったからすごい。真似するのは無理かもしれないけれど、見習いたい」と、はにかんだ。

 県テニス協会の西村覚理事長は「逆転できるとは思っていなかった。最後まで攻められる彼がすごい」、県テニス協会の糸原次之会長は「これが彼のテニス魂。彼の全てを出し切った試合だった。ただの感激でなく、大感激です。今日の勝利を明日の力にして、金メダルを期待しています」と気合を込めた。

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