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重量挙げと陸上選手を追放 リオ五輪薬物違反で初処分

[ 2016年8月13日 07:59 ]

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)の反ドーピング部門は12日、リオデジャネイロ五輪に出場予定だった重量挙げ男子94キロ級のトマシュ・ジェリンスキ選手(ポーランド)と、陸上女子3000メートル障害のシルビア・ダネコバ選手(ブルガリア)をドーピング違反で五輪から追放すると発表した。

 検査に陽性反応を示した競泳女子100メートルバタフライ4位の陳欣怡選手(中国)は暫定資格停止とした。リオ五輪でCASの反ドーピング部門が下した初めての処分となった。

 リオ五輪から、国際オリンピック委員会(IOC)は検査で陽性反応が出た選手の処分決定をCASに委託した。従来はIOCが指名した規律パネルで処分を決めていた。(共同)

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2016年8月13日のニュース