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原沢 銀メダル獲得!日本男子は全階級でメダル獲得の偉業達成

[ 2016年8月13日 05:39 ]

<柔道・男子100キロ超級決勝>リネール(左)に食らいつく原沢だったが、惜しくも銀メダル

リオデジャネイロ五輪第8日・柔道

(8月12日)
 男子100キロ超級で原沢久喜(24=日本中央競馬会)が銀メダルを獲得。日本男子は史上初めて全階級でのメダル獲得の偉業を果たした。

 決勝では、ロンドン大会で金メダルを獲得したリネール(フランス)と対戦。序盤から相手の猛攻に苦しみ、開始早々に2つの指導を奪われた原沢は、結局そのまま攻め手を欠いて指導1つの差で優勢負けを喫した。金メダル獲得はならなかった。

 原沢は1回戦で昨年世界選手権3位のオクルアシビリ(ジョージア)に優勢勝ちし、2回戦ではコカウリ(アゼルバイジャン)に大内刈りで一本勝ちした。メンドーサ(キューバ)との対戦となった準々決勝は相手の反則負けで、準決勝に駒を進めた。準決勝ではタングリエフ(ウズベキスタン)を序盤から圧倒。原口との組み手を嫌がり、4つの指導を奪って反則による一本勝ちとなった。

 同日に、女子78キロ超級に出場した山部佳苗(25=ミキハウス)も3位決定戦で銅メダルを獲得したため、日本柔道は史上最多となる12個のメダル獲得となった。

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