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セブンズ“プロ化”計画 岩渕GM「実現させたい」

[ 2016年8月13日 05:30 ]

4位と健闘した日本代表選手たち

リオデジャネイロ五輪ラグビー7人制

 7人制ラグビーの男子日本代表が“プロ化”することが分かった。日本ラグビー協会の岩渕健輔ゼネラルマネジャー(GM、40)が3位決定戦後に明かした。

 「(選手は)20人ぐらい。プロ化です。協会が雇う形になる。いろいろと話はしている。実現させたい」。20年東京五輪でメダルを獲得するために本腰を入れて強化に取り組む考えだ。

 国内は15人制が優先で、トップリーグのチームは7人制への選手派遣に消極的。社員がチームと離れて長期間、活動することに難色を示す企業が多かったからだ。そのため7人制の代表メンバーは短い準備期間で海外遠征に出ざるを得なかった。

 この問題を解消するため、日本協会は英国など世界のトップチームを抱える協会が採用しているシステムの導入に着手。選手を休職させ、協会の所属にして給料相当額を支給する制度で、選手がチーム事情に左右されずにプレーに専念できる環境の整備を急ぐ。岩渕GMは「なるべく早く」と見通しを語っており、早ければ新シーズンから“プロ”での活動をスタートさせることになる。

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2016年8月13日のニュース