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手倉森監督 選手に辛口エール「五輪出場で満足してもらっては困る」

[ 2016年8月13日 05:30 ]

空港で取材に応じる手倉森監督

リオデジャネイロ五輪サッカー

 サッカーのリオ五輪代表は1次リーグ敗退決定から一夜明けた11日、帰国の途に就いた。手倉森監督はサルバドル国際空港で取材に応じ、朝まで“謝恩会”が行われたことを明かした。

 「朝の6時までスタッフと(宿舎ロビーで酒を)飲んでました。選手も何人か来たりして。“ありがとう”ばっかりでしたけどね」。時差対策のため、寝ていなかった選手も含めて感謝とねぎらいの言葉を掛け合った。それから約3時間、睡眠を取ったが、起きたときには「練習がなくなった、大会が終わったという気持ちに浸った」と、寂しげな表情も浮かべた。

 数日間ブラジルに残るためサンパウロで選手を見送った指揮官。「五輪に出場して満足してもらっては困る。上の選手と競争する立場だと理解してほしい」と、エールを送った。

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2016年8月13日のニュース