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松永が7位 男子20キロ競歩で日本人初入賞

[ 2016年8月13日 04:01 ]

リオデジャネイロ五輪第8日・陸上競技

(8月12日)
 男子20キロ競歩が行われ、松永大介(21=東洋大)が1時間20分22秒で7位に入り、同種目の日本勢としては初入賞を果たした。

 レースはトム・ボスワーズ(英国)が先頭を引っ張る展開。松永は2番手グループで追走していたが、10キロを前にスパートをかけて集団を抜け出し、ボスワーズに迫ったが、14キロ付近では再び集団に吸収される形に。

 15キロ過ぎにはトップ集団は8人に絞られ、松永は6番手。16キロ過ぎには王鎮(中国)がスパート。松永はついていくことができず、7位でのフィニュッシュとなった。

 「これまで五輪の20キロ競歩で日本人の入賞がなかったので第1号になれたのは光栄。でもメダルを狙っていたので個人としては悔しい」と松永。「最初から舞い上がってしまって変なところで前に出たり、無駄な動きが多かった」とレースを振り返った。

 藤沢勇(28=ALSOK)は1時間22分03秒で21位、高橋英輝(23=富士通)は1時間24分59秒で42位に終わった。中国勢が金、銀メダルを独占、デーン・バードスミス(豪州)がメダルだった。

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2016年8月13日のニュース