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リオ五輪報道バスに銃撃か 窓ガラス割れ2人軽傷

[ 2016年8月10日 12:31 ]

 五輪が開催されているリオデジャネイロで9日夜、報道関係者を乗せて移動していたバスの窓ガラスが割れ、少なくとも2人が軽傷を負った。大会組織委員会は「銃で撃たれたのか石だったのかはまだ分からない」としているが、ロイター通信は、銃弾が撃ち込まれたとする元米軍関係者の目撃者の見方を伝えた。

 6日には北西部デオドロ地区の五輪馬術センターで、報道陣用のテントに銃弾1発が飛び込む事案があったばかり。リオ五輪では治安維持が最大の課題となっている。

 報道によると、バスはブラジル人と外国人計12人を乗せ、デオドロ地区から西部バーラ地区にあるメイン会場の五輪公園に向かっていた。

 ロイターによると、バスケットボール雑誌で働く元米軍関係者は「銃声が聞こえた」と証言。バスの乗客らは銃弾2発がバスに当たったように聞こえたと話しているという。

 午後7時半ごろ、ポンという音と共にガラスが割れ、乗っていた記者らが一斉に床に伏せた。バスは警察車両のそばに停車し、警察官が調べた後、再び目的地へ向かったという。(共同)

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2016年8月10日のニュース