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日本女子バスケ、初黒星で2勝1敗「出だしが良くなかった」

[ 2016年8月10日 07:59 ]

<日本・トルコ>第3クオーター、ドリブルで攻め込む渡嘉敷

リオデジャネイロ五輪バスケットボール女子1次リーグA組 日本62―76トルコ

(8月9日)
 1次リーグが行われ、女子A組で世界ランキング16位の日本は同10位のトルコに62―76で敗れ、2勝1敗となった。トルコは1勝2敗。

 日本は第1クオーターでシュートが決まらず、9―24とリードを許した。渡嘉敷(シアトル・ストーム)吉田(JX―ENEOS)を中心に粘り強く攻め、最大25点差から終盤に一時8点差まで詰めたが、及ばなかった。日本は11日にロンドン五輪銅メダルのオーストラリアと対戦。1次リーグは各組6チーム中4位までが準々決勝へ進む。

 ▼内海知秀・女子日本代表監督の話 出だしが良くなかった。相手がわれわれの攻撃にアジャストしてきて、点数が伸びなかった。もう少し走りたかった。

 ▼渡嘉敷来夢の話 自分のマークする相手が36点も取っているので、そこが本当に悔しい。第1クオーターに24点取られたのが駄目だった。次はもっと強い相手。でも自分たちの走るバスケで勝利をつかみたい。

 ▼近藤楓の話 トルコの守備がすごく良かった。自分たちはシュートを打つべきところでドライブにいってしまっていて、うまく流れをつくれなかった。

 ▼吉田亜沙美の話 相手に簡単にシュートを打たれてしまった。少し気持ちが緩んでしまった部分があった。切り替えて、次のオーストラリア戦で日本のバスケができるようにしたい。

 ▼本川紗奈生の話 足が動いていなかった。一人一人がボールを持ちすぎて、かみ合っていなかった。こういう展開の時もあるので、切り替える。

 ▼栗原三佳の話 守備から速攻という日本らしいプレーが全く出せなかった。リズムに乗りきれない試合だった。トルコにうまく守られ、攻撃で足が止まってしまった。ボール回しも悪かった。(共同)

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