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松本は9位 ジャークで自己ベスト「また五輪に出たくなった」

[ 2016年8月10日 05:33 ]

 重量挙げ2階級が行われ、女子63キロ級は松本潮霞(ALSOK)がスナッチ90キロ、ジャーク115キロのトータル205キロで9位だった。トウ薇(中国)がジャーク147キロ、トータル262キロの世界新記録で金メダル。男子69キロ級は日本選手が出場していない。

 重量挙げの日本チーム最後に登場した女子63キロ級の松本は得意のスナッチで2度失敗したことが痛かった。トータルで好記録を出せなかったが、ジャークで自己ベストを1キロ更新。「他の日本選手がみんないい成績だったから、このままでは帰れないと思った。雰囲気を悪くしなくて良かった」とおどけた。

 自らの競技を「地味で重くて苦しい」と表現し、五輪にも1度出れば満足と思っていたという。ところが実際に体感し「この景色はやみつきになる。東京五輪を目指すことをいま決心した」と宣言した。

 ▼松本潮霞の話 得意のスナッチで出遅れてしまったのは悔しい。最後に一つでもお土産がほしいと思って切り替えて、ジャークで自己ベストが出たのは良かった。また五輪に出たくなった。(共同)

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2016年8月10日のニュース