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永瀬 また世界の壁…男子81キロ級4大会金メダルなし

[ 2016年8月10日 05:30 ]

柔道・男子81キロ準々決勝、肩を落として引き上げる永瀬

リオデジャネイロ五輪・柔道男子81キロ級

(8月9日 カリオカアリーナ)
 昨年の世界選手権を制した永瀬貴規(22=旭化成)が初戦となる2回戦は有効で、3回戦は合わせ技の一本勝ち。しかし、準々決勝で有効を奪われ、初の五輪舞台での頂点への道は断たれた。

 この階級は00年シドニーの瀧本誠を最後に五輪の優勝はなし。世界の層が厚く日本勢の鬼門とも言われてきた。「相手の嫌がる柔道が自分の強み」と自信を持っていた22歳への期待は大きかったが、世界の壁は厚かった。

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2016年8月10日のニュース