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見延 6位!エペ個人での日本勢の入賞は初

[ 2016年8月10日 01:22 ]

男子エペ個人3回戦でロシア選手に勝利し、喜ぶ見延和靖=

 男子エペ個人の見延和靖(ネクサス)は3回戦でアブデーフ(ロシア)に勝って準々決勝に進んだが、第1シードのグリュミエ(フランス)に8―15で敗れて4強入りを逃し、6位だった。この種目での日本勢の入賞は初めて。

 フェンシング男子エペ個人で初出場の見延が8強入りを決めると、力強いガッツポーズで歓喜に浸った。「最低限のノルマをクリアできた。自分のスタイルで勝てる自信があった」と初戦を突破した勢いを持ち込み、成長ぶりを証明した。

 昨年11月のワールドカップ(W杯)で日本選手として同種目初優勝。全身が有効面でルールが最も単純明快なエペの魅力にはまり、法大在学中にフルーレから本格的に転向した。海外選手との対戦経験を増やすためイタリアで武者修行も経験。今大会で引退を表明したエース太田もメダルを期待するフェンサーは「次はメダルが目標になる。五輪を楽しみたい」と声を弾ませた。(共同)

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2016年8月10日のニュース