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バドミントン日本 横風が追い風に?本番会場の“空気”つかんだ

[ 2016年8月7日 14:05 ]

本番会場で練習に臨む佐々木翔

 横風が日本の追い風になる!リオデジャネイロ五輪バドミントン日本代表が6日、本番会場での練習を公開。選手ほぼ全員そろって独特な風の存在を口にしたが、代表最年長の佐々木翔(34=トナミ運輸)は逆にそれが日本にとって武器になると説明した。

 一般的な体育館ではなくパビリオンとして建てられた競技会場。空気の流れ方が独特で、選手はコートの横から風が流れていることを次々に主張。中には「やりづらい」という意見もあったが、佐々木は違った。「日本選手団としては他の国よりたくさん練習している分、なじんでいるのかなと思います」と慣れのメリットを主張。慣れるまでに時間がかかり、この日佐々木とプレーしたイスラエル選手は初練習で、「全然シャトルに当たっていなかった」という。

 11日に予選が始まるとあって、「中国とかインドネシア、韓国はまだ来ていないのでは」。一方で日本は本来この日が初の本番会場練習だったが、サブコートが停電に見舞われた影響で、既に3度目。他の強豪国が独特な環境を知らぬ陰で、日本は着々と戦いの準備を進めている。

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2016年8月7日のニュース