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ロシア リオ・パラリンピック全面的に除外…ドーピング問題で

[ 2016年8月7日 05:30 ]

 ロシアの国ぐるみのドーピング問題で、英紙ガーディアン(電子版)は6日、国際パラリンピック委員会(IPC)がロシア・パラリンピック委員会を資格停止とし、ロシア選手団を9月のリオデジャネイロ大会から全面的に除外する見通しだと報じた。ガーディアンは情報源には触れていない。IPCはリオで7日(日本時間8日)に記者会見を開き、処分を公表する予定。

 世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが7月18日に公表した報告書によると、2012~15年に陽性反応を示したロシアのパラリンピック選手の35検体が陰性と虚偽報告された。IPCは同22日の緊急理事会でロシア・パラリンピック委員会の資格停止手続きに着手していた。

 IPCとともにWADAからロシア選手団締め出しの検討を勧告された国際オリンピック委員会(IOC)はリオ五輪からの除外を見送った。

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2016年8月7日のニュース