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桐生祥秀「9秒台は通過点に」 山県亮太「もう一段上のスピードを」

[ 2016年8月4日 09:32 ]

 陸上代表が3日、直前合宿地の米ニュージャージー州プリンストンで練習を報道陣に公開し、男子100メートルで活躍が期待される桐生祥秀(東洋大)は「体を慣らす感じでスタート練習や120メートルをやっている。9秒台は通過点にしたい」と本番を見据えた。

 1日に米国入り。この日は軽めの内容で調整を終えた。ケンブリッジ飛鳥(ドーム)は「状態はいいので、しっかり準備していきたい」と話し、山県亮太(セイコーホールディングス)は「もう一段上のスピードを出せるように練習している」と表情を引き締めた。

 女子マラソン代表3人も取材に応じた。福士加代子(ワコール)は6月に右足の痛みで予定したレース出場を取りやめたが、米コロラド州ボールダーでの約1カ月間の合宿で「休まず走った」と言う。「理想とした走りとメニューができたり、できなかったり。何回やっても慣れない」と苦笑いした。

 五輪初出場の田中智美(第一生命)は「レース後半に対応できる練習をしてきた」と充実感を漂わせた。伊藤舞(大塚製薬)は北海道で50キロ走をこなすなど「しっかり練習できて迎えられる」と手応えをのぞかせた。(共同)

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2016年8月4日のニュース