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男子100キロ級・羽賀、壮行会出席「父親の分も結果を」

[ 2016年6月30日 08:34 ]

壮行会を終えて、柔道100キロ級代表の羽賀龍之介(右)が井上康生代表監督らに一礼して会場をあとにする

 リオ五輪の柔道男子100キロ級代表の羽賀龍之介(25=旭化成)が親子2代の悲願達成を誓った。都内で所属先の五輪壮行会に出席。「父親も旭化成の柔道部で、ソウル五輪に出られなかった。父親の分も結果を残したい」と金メダルを目標に掲げた。

 父・善夫さん(53)も講道館杯優勝などの実績を持ち、羽賀の内股は父直伝の必殺技。五輪出場を決めても「父は五輪だからといって何かを言ってくるタイプじゃない」と適度な距離感を保ってくれるだけに、その分思いは伝わっている。3月に痛めた左膝は徐々に回復し、来月のスペイン合宿には参加予定。「リオで父にいい姿を見せたい」と意気込んだ。

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2016年6月30日のニュース