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葛西 痛み止め飲んで出場、8位 ストッホ優勝 W杯

[ 2014年3月5日 08:21 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は4日、フィンランドのクオピオで個人第24戦(HS127メートル、K点120メートル)が行われ、ソチ冬季五輪ラージヒル銀メダリストで41歳の葛西紀明(土屋ホーム)は2回とも123メートルの合計243・6点で8位だった。

 2回とも126・5メートルを飛んだソチ五輪2冠のカミル・ストッホ(ポーランド)が262・7点で今季6勝目、通算13勝目を挙げた。清水礼留飛(雪印メグミルク)が22位、竹内択(北野建設)は29位。渡瀬雄太は1回目に転倒して2回目に進めず、栃本翔平(ともに雪印メグミルク)は予選落ちした。

 ▼葛西紀明の話 試技の飛び出しで右膝が痛くなった。痛み止めを飲んで治まったので、意識しないで飛べている。個人総合争いで離されつつあるので早く追いつきたい。

 ▼竹内択の話 話にならない。最初の流れが悪いから最後まで良くない。空中でのスピードも遅い。試合への臨み方など気持ちの面でカバーするしかない。

 ▼清水礼留飛の話 2回目に気持ちが入って空中で体が前傾になり、スキーがばらついた。2回とも自分のジャンプをそろえてトップ10に入りたい。(共同)

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2014年3月5日のニュース