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沙羅 「感謝」胸に帰国の途…傷心癒えず表情硬いまま

[ 2014年2月14日 05:30 ]

ソチ空港を出発するジャンプ女子の高梨

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(17=クラレ)ら3選手が13日、ソチ空港からモスクワ経由で帰国の途に就いた。

 今大会から実施された新種目で金メダル最有力と言われながら4位に終わった高梨は競技から2日が経過しても硬い表情。オフだった12日は他競技の観戦には出かけず、山田コーチらと一緒に過ごすなど、なかなか傷心は癒えない様子だ。

 出発前の空港では「オリンピックという夢の舞台に出られたことは幸せ。滑る時は頭に“感謝”という言葉が浮かびました」と振り返った。メダルなしという厳しい現実を受け止め、次の試合へ気持ちを切り替えようと必死で「後悔する気持ちもある。ソチでできなかったことをW杯でやりたい。引き続き練習してレベルアップしたい」と言葉を絞りだして、一層の精進を誓った。帰国後は国内で調整し、次のW杯(3月1、2日、ルーマニア)に備える。

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2014年2月14日のニュース