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IOC会長 非難の声明 ソチ五輪へ安全確保求める

[ 2013年12月31日 08:27 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は30日、ロシア南部ボルゴグラードでテロとみられる爆発が相次いだことについて声明を発表し、来年2月のソチ冬季五輪に向け「これは罪のない人々に対する卑劣な攻撃であり、五輪運動全体として非難する」と述べた。

 会長はプーチン大統領に、ロシア国民への哀悼の意を表す書簡を送ったと説明。「ロシア当局が安全で確実な大会を開催してくれるだろう」と信頼を示した上で「選手をはじめ五輪に参加する全ての人々の安全を確保するため、あらゆる対策が取られると確信している」と万全の警備態勢を求めた。

 「テロ行為は世界的な病だが、決して許されてはならない」と厳しく指摘。「五輪は全ての背景や信仰を持った人々に平和的な方法で壁を乗り越えるよう引き込むものだ」と意義を訴えた。(共同)

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2013年12月31日のニュース