ボブスレーで４０歳の鈴木が５度目の五輪出場決定

ソチ冬季五輪代表に選ばれ、ポーズをとる（左から）ボブスレーの鈴木寛、リュージュの金山英勢、スケルトンの高橋弘篤

　日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は２３日、ソチ五輪代表選手を発表し、ボブスレー男子は５度目の出場となる４０歳の鈴木寛（北野建設）を選んだ。

　鈴木は２人乗りと４人乗りのパイロットを務め、ブレーカーは今後の国際大会の成績で決める。リュージュ男子１人乗りは初出場の金山英勢（札幌学院大）、スケルトン男子も初出場の高橋弘篤（システックス）が選ばれた。スケルトンは今後の国際大会の成績で男女１人ずつ増える可能性がある。

　◇鈴木　寛（すずき・ひろし）９４年、９８年、０２年、１０年五輪代表。仙台大出、北野建設。１メートル７３、８６キロ。４０歳。北海道出身。

　◇金山　英勢（かなやま・ひでなり）全日本選手権４連覇。今季Ｗ杯第５戦３０位。札幌学院大。１メートル７０、７８キロ。２３歳。北海道出身。

　◇高橋　弘篤（たかはし・ひろあつ）昨季まで全日本選手権３連覇。今季Ｗ杯第２戦９位。仙台大出。システックス。１メートル７５、８６キロ。２９歳。宮城県出身。

　◆愛称決定　日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟はボブスレー日本代表の愛称を「ＤＡＮＧＡＮジャパン」に決めたと発表した。４００件以上の応募の中から選ばれ、「弾丸のように速く、何物をも貫いていく強さ」をイメージしたという。