佐藤真海「パラリンピアンのアスリートとしての進歩に注目して」

　２０年東京五輪招致活動で活躍したパラリンピアンの佐藤真海（３１＝サントリーホールディングス）は２９日、都内の日本記者クラブで会見した。

　スポーツの力をアピールしたスピーチで東京五輪招致に成功したことに「五輪とパラリンピックが一体として知ってもらえたのはいいスタート」と位置づけ「パラリンピアンのドラマ性だけではなく、アスリートとしての進歩に注目してもらいたい」と競技性に対する理解を求めた。

　７年後の本番は「次世代に活躍してほしい大会」と話し、自らは現役選手としてではなくサポートに回る考えを披露。「年々高くなる競技レベルについていくために、個人負担は増えている」と国や企業によるサポートの重要性も訴えた。