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リオ五輪代表監督は手倉森氏に決定 仙台は今季限りで退任

[ 2013年10月10日 17:59 ]

サッカー男子のU―21日本代表監督に選任され、記者会見で抱負を語る手倉森誠氏

 日本サッカー協会は10日、東京都内で理事会を開き、2016年リオデジャネイロ五輪の出場を目指す男子のU―21(21歳以下)日本代表監督に、J1仙台を率いる手倉森誠氏(45)を選任した。仙台の監督は今季限りで退任する。

 仙台市内で記者会見した手倉森氏は「リオでのノルマはメダル。メダルの期待がかかっていると十分に理解して引き受けた」と決意を語った。

 契約期間は来年1月2日から16年8月31日まで。来年1月にオマーンで開催されるU―22(22歳以下)アジア選手権が初陣となる。五輪出場権を懸けた予選は15年にスタートする。来夏のワールドカップ(W杯)後は、18年W杯出場を目指すフル代表のコーチを兼務する。

 手倉森氏は青森県出身で、Jリーグの前身の日本リーグ時代に住友金属でプレー。08年に当時J2の仙台監督に就任。10年にJ1に昇格し、昨季はクラブ史上最高の2位に導いた。

 ▼原博実・日本サッカー協会強化担当技術委員長の話 仙台で東日本大震災の後の大変な時期にチームをよくまとめた。選手を同じ方向に向かせて戦わせるのがうまい。次の五輪代表監督にふさわしい。

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2013年10月10日のニュース