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東証株全面高 週明けイッキ344円42銭

[ 2013年9月10日 06:00 ]

 週明け9日の東京株式市場は、東京五輪の経済波及効果に期待が高まって日経平均株価(225種)は大幅反発。終値は前週末比344円42銭高の1万4205円23銭と1万4200円を回復し、8月6日以来、約1カ月ぶりの高値水準となった。

 市場では“特需”を見込んだ買い注文が入り、建設や不動産、スポーツ用品メーカーなどの関連銘柄が大幅に値上がりした。ことしの高値更新も相次いだ。日本を訪れる外国人が増えるとの見立てから鉄道や旅行会社なども軒並み上昇した。

 五輪効果について、野村証券の山口正章エクイティ・マーケット・ストラテジストは「老朽化したインフラの更新や日本文化の海外発信も進む。直接的な経済効果に収まらない好影響が期待できる」と話した。

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2013年9月10日のニュース