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“竹島ボード選手”凱旋式典に出席、協会幹部はFIFA本部へ

[ 2012年8月17日 06:00 ]

日本との3位決定戦の試合後、「独島はわれわれの領土」と書かれたボードを掲げる韓国の朴鍾佑選手

 ロンドン五輪3位決定戦日本―韓国戦の試合後に韓国の朴鍾佑(23)が、竹島領有を主張するメッセージを掲げた問題で、韓国協会の金鋳城(キムジュソン)事務総長(46)が16日、事情説明のためスイス・チューリヒのFIFA本部に入った。

 FIFAは、韓国協会に対し、問題の経緯に関する報告書の提出を求めていた。韓国協会は書面の説明では不十分と判断。「日韓間の歴史」などを説明するため幹部をスイスに送り込んだ。金鋳城事務総長は「朴鍾佑がやったのは政治的な行動ではなく、偶発的なものだということを説明するために来た」と話した。

 また朴鍾佑は、大統領官邸「青瓦台」で開催されたメダリストの凱旋式典に出席。久々に公の場に姿を見せたが「青瓦台に来られるのは一生に一度あるかないかの機会だから出席した。チームで良い成績を残したので気分が良い」とコメントした。

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2012年8月17日のニュース