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それぞれの夢語る 伊調はリオも選択肢!小原は「ママになりたい」

[ 2012年8月9日 22:00 ]

記者会見し、レスリング女子で獲得した金メダルを手にガッツポーズする63キロ級の伊調馨選手(左)と48キロ級の小原日登美選手

 ロンドン五輪で日本女子初の五輪3連覇を達成したレスリング女子63キロ級の伊調馨選手(28)=ALSOK=と同48キロ級を制した小原日登美選手(31)=自衛隊=が9日、ロンドン市内のジャパンハウスで記者会見した。伊調選手は「選手の道、指導者の道、それ以外の道もある。練習を再開してやる気になればリオも考えられると思う」と話し、4年後のリオデジャネイロ五輪への挑戦も選択肢に入っていることを明らかにした。

 日本勢の五輪の個人種目3連覇は柔道男子の野村忠宏選手(ミキハウス)しかいない。女子初の偉業については「レスリングスタイルも変わって初めての金という気持ちもある。(3連覇という)形になったのはうれしい」と喜んだ。

 悲願の金メダルを手にした小原選手は、右目の周りを青く腫らし「体が痛くて起きた」と明かした。五輪で引退の花道を飾り「レスリング人生に悔いはない。年も年なのでママになりたい」と次の夢を語った。さらに「娘が生まれたら減量とかのきつい思いをさせたくないので、レスリングはさせたくない」と答え、会場の笑いを誘った。(共同)

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2012年8月9日のニュース