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失意の予選落ち…村上 放心状態「今は何も考えられない」

[ 2012年8月9日 09:06 ]

男子やり投げ予選で、3投目の投てき後に顔を覆う村上幸史

ロンドン五輪陸上

 男子やり投げ予選は村上幸史(スズキ浜松AC)が77メートル80のA組14位に終わり、決勝進出ならず。「本当に一瞬だった。全く満足していない」と目を潤ませた。

 自動的に予選通過となる「82メートルラインをクリアする自信があった」が、1投目は助走スピードに乗れず76メートル37。これで焦りが出たのか、2投目も77メートル80と伸びを欠き、最後の3投目が77メートル77にとどまると放心状態で立ち尽くした。

 3度目の五輪で結果を出せず「しっかり経験を積んで迎えた舞台だが、終えてみてすごく難しい舞台だなと実感している」と絞り出すように話した村上。「正直、今は何も考えられない」とため息をついた。

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