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佐々木監督きっぱり「強い者が勝つのではなく、勝った者が強い」

[ 2012年8月9日 07:41 ]

決勝戦の前日記者会見をする宮間。左は佐々木監督

ロンドン五輪 サッカー女子決勝 米国―日本

(8月9日 ロンドン)
 決勝を翌日に控えたなでしこジャパンの佐々木監督は8日、記者会見で冗談を交えつつ、落ち着いた様子で決勝への抱負を語った。

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 ―いよいよ決勝。

 「北京ではあと一歩でメダルを逃し、選手の成長と精進でここまでこられた。日本の、女子サッカーの代表として闘争心を持って戦ってくれると思う。期待してください」

 ―米国には女子W杯の雪辱という、強い動機がある。日本は何のために戦うか。

 「強い者が勝つのではなく、勝った者が強い。どちらに勝ちたい気持ちがあるかが、ポイントになる。チーム一丸で思いを高め、ピッチで表現できるかどうかだと思う」

 ―相手FWワンバックとモーガンへの対処は。

 「ワンバックの強烈なヘディングや、モーガンのスピードあふれる強烈なシュートは何度も経験した。選手たちはそれを踏まえ、いい修正をして対応してくれると思う」

 ―なでしこジャパンを率いることの意味は。

 「就任後、成長して世界で戦える可能性のあるチーム、選手だと思った。結果を出しつつ強豪国と戦えるようになり、その経験値が選手を育てた。成長度の高い時期に率いることができて幸せだったし、思った以上の成果を出してくれた」(共同)

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2012年8月9日のニュース