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米国モーガン、雪辱誓う「再戦を願ってきた」

[ 2012年8月9日 06:00 ]

ロンドン五輪 サッカー女子決勝 米国―日本

(8月9日 ロンドン)
 五輪3連覇を狙う米国はFWモーガンがなでしこジャパンへのリベンジを誓った。昨年の女子W杯では控えメンバーだったが、日本との決勝は途中出場で先制点。最終的にPK戦で競り負け「再戦を願ってきた」と訴える23歳はこの1年で最も成長した選手でもある。

 圧倒的なスピードと高い決定力を生かして今年1月の五輪予選で活躍。FIFAランク1位の米国で先発の座を奪い取った。その予選からカナダ相手に延長戦で決勝点を記録した6日の本大会準決勝まで12年に挙げた代表戦のゴールは20を数える。米国で年間20得点はミア・ハムやワンバックら名選手に並ぶ偉業だ。

 5戦14得点と攻撃力を発揮するチームに「米国は間違いなく今大会で最も好調」と手応えを口にする。勢いに乗る次期エースを封じることができるか。初優勝を狙うなでしこにとっても大きなポイントとなりそうだ。

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2012年8月9日のニュース