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平野「真ん中に日の丸揚がるの見たい」4年後へ意欲

[ 2012年8月9日 06:00 ]

女子団体決勝のダブルスでペアを組んだ平野早矢香(右)と石川佳純

ロンドン五輪卓球女子団体決勝

 代表最年長27歳の平野は「思い続けてきたメダルを手に入れて、まだまだ自分もできるという気持ちが湧いてきた」と目を輝かせた。全日本選手権ではシングルス5度の優勝を誇り、福原、石川が台頭するまでは日本を支えたエースだった。初出場の北京五輪では、敵に悟られるほど手が震えたが、この4年間で精神的にも成長。「(表彰式で)真ん中に日の丸が揚がるのが見たくなった」と欲を出した。

 この日はダブルスのみの出場で、今五輪は団体のみの出場権だったが、北京五輪シングルスで3回戦敗退したことが心残りで引退の気持ちはない。「日本もレベルが上がって、いいプレーができた。もっと上を目指したい」と4年後を見据えた。

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2012年8月9日のニュース