×

北島100平は5位 3連続2冠消えたが「役割まっとうする」

[ 2012年7月30日 04:17 ]

男子100メートル平泳ぎで5位に終わった北島康介(奥)と3位になった米国のハンセン

ロンドン五輪競泳

 ロンドン五輪第3日(29日)競泳の男子100メートル平泳ぎ決勝、北島康介(日本コカ・コーラ)が59秒79で5位となり、3連覇はならなかった。アテネ、北京に続く3大会連続2冠も逃した。キャメロン・ファンデルバーグ(南アフリカ)が世界記録の58秒46で金メダルを獲得した。

 準決勝でタイムを伸ばせず全体6位で決勝に進出。「どうすっぺ、という感じ。かみ合っていない」と振り返っていたが、決勝でも泳ぎはかみ合わないまま。レース後には悔しさを交えながら「もう1度ファイナルに立てる喜びとチャンスがある限り、表彰台の一番高いところを目指して過ごしてきたんですけど…。金メダルという夢は届かなかったですけど、きょうできる精一杯の泳ぎはできたと思います」と気丈に話した。

 3大会連続2冠は逃したが、31日には200メートル平泳ぎの予選が始まる。「まだ自分には残された200メートルもありますし、チームとしてのリレーもありますから、自分の役割をきちんと最後までまっとうできるように最後まで調整したいと思います」と前を向いた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年7月30日のニュース