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“猫の恩返し”誓う!「ゴールでは最高の五輪ギャグを」

[ 2012年3月27日 06:00 ]

カンボジア代表として五輪に出場することになった猫ひろしは、「めでタイ」とばかりにタイをくわえ喜びを表現

 ロンドン五輪の男子マラソンにカンボジア代表として出場することが決まったタレントの猫ひろし(本名・滝崎邦明、34)が26日、都内で喜びの会見を行った。24日にマネジャーを通じて代表内定の知らせを聞いたという猫は、五輪後も日本国籍を再取得する考えがないことや、メダルを獲得しても芸人を続けていく“不退転の決意”を披露した。五輪は本名の滝崎邦明で登録する意向で、2時間30分26秒の自己ベスト更新を最低限の目標として掲げた。

 赤いネクタイに白いシャツ。日本代表決定時の藤原新(30=東京陸協)を意識したようないでたちの猫は緊張した面持ちで喜びを口にした。「本日、カンボジアの新聞でも発表されました。代表に選んでいただいたことに凄く感謝したい。世界一練習する覚悟、それがカンボジアや協力してくれた人への“猫の恩返し”だと思います」

 五輪には「(クメール語で猫を意味する)チュマールひろし、とか考えたけど、本名をローマ字にしたクニアキ・タキザキで」と本名で出場する意向。「最低でも自己ベストの更新」と大舞台の目標を掲げた34歳は「カンボジア代表なので本番はサービスは控えめ。(ギャグは)スタートで“ニャー”と、ゴールで。ゴールでは最高の五輪ギャグを披露したい」と不屈の芸人魂をアピールすることも忘れなかった。

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2012年3月27日のニュース