SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと2日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと11日

[ 2017年12月17日 05:30 ]

グランプリが開催されるボートレース住之江(上)とクイーンズクライマックスが開催されるボートレース大村の水面
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 《水面特性》

 ◆住之江 冬の北風でさらに逃げ決まる淡水面

 グランプリの舞台となるボートレース住之江は、工業用水を利用した淡水のプール。壁が高いため風の影響は受けにくいが、水質が硬く乗り心地を重視した調整が多い。年間通してイン有利な水面だが、冬場に吹く北風はスタートラインに対し追い風。横一線のスタートになりやすく、さらにイン逃げが多くなる。現行エンジンの使用開始は今年の3月から。温水パイプで一変した12号機が2連対率トップ。初下ろしで優勝した8号機がエース機と呼ばれていたが、現在は周年、高松宮でともに優出した10号機に座を譲っている印象だ。

 ◆大村 インが主導権を握る最西端の海水面

 クイーンズクライマックスの開催地はボートレース大村。大村湾に面した日本最西端のレース場で水質は海水。潮位差に関係なくインが主導権を握ることが多い。また2マーク側の防波堤下部が開いている影響で独特のうねりが発生するため、2マークのツケマイは流れやすい。エンジンの使用開始は今年3月。エースの座を今も争う68、21号機が抜けている。68号機は周年で羽野直也が優勝、21号機は強力な出足が印象的だ。

 18日はグランプリ、クイーンズクライマックスの総展望を掲載する

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