SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと5日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと14日

[ 2017年12月14日 05:30 ]

抜群の安定感が光る桐生順平(左)と悲願の初G1制覇が懸かる長嶋万記
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 ◆桐生 抜群の安定感で初GP戴冠だ

 賞金3位は桐生順平。今年は1月に地元戸田周年を優勝。最高のスタートを切った。勢いは止まることなく3月児島で行われたボートレースクラシックで2個目のSGタイトルを手に入れた。今年行われたSG7大会に全て出場。その内、準優に進めなかったのはオーシャンC(まるがめ)だけ。最高峰の舞台でも他を圧倒する旋回力を武器に、抜群の安定感を誇っている。グランプリは4年連続4回目の出場。昨年は初めて決定戦に進出(5着)と徐々に成績が上昇。黄金のヘルメットに手が届く位置まで来ている。

 ◆長嶋 悲願の初G1へエンジン全開

 女子3位は長嶋万記。女子の中でもトップクラスの実力の持ち主だが、今年はさらに磨きが掛かった。1月からまるがめ、尼崎、若松とV3を達成。3月児島クラシックでも準優進出とSGでも善戦した。その後も優勝を積み重ね、ここまで8V。賞金ランクは3位だが一年を通した活躍度ではトップと言える存在だろう。そんな長嶋だがビッグタイトル獲得はまだない。それだけに人一倍強い思いを持って臨むはずだ。今年の勢いをもってすれば悲願のG1初Vも夢ではない。

 15日は石野貴之、遠藤エミ両選手を紹介する。

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