SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと7日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと16日

[ 2017年12月12日 05:30 ]

メモリアルでSG初制覇を果たした寺田祥(左)と枠番に左右されない“オールラウンダー”となった細川裕子
Photo By 提供写真

 ◆寺田 山口勢・白井とタッグで大暴れだ

 5位は寺田祥。07年以来2度目のグランプリ出場だ。決定打は8月、若松で開催されたメモリアル。10度目のSG優出を決めた寺田は冷静なイン逃げを決めデビュー20年目にして待望のSG初制覇。それも準パーフェクトVという輝かしい成績を残した。この時点で賞金6900万円を突破しGP当確。11月の児島周年では通算5回目のG1制覇。GPへ弾みをつけると同時にトライアルセカンドからの出場権利が得られる賞金ベスト6入りを決定づけた。今年の年末は白井英治とタッグを組んで山口勢の大暴れが期待できる。

 ◆オールラウンダー細川 狙う初出場V

 賞金ランク堂々の5位で細川裕子が初のベスト12入りを果たした。勝率も大幅アップで今年現在7・20は賞金同様女子の5位。細川の定位置“上位グループの次”から完全に抜け出した。今年は2度のヴィーナス制覇とAレディース1V。レディースCCを前にベスト12は決まっていたが、準優勝という結果で今年の好調ぶりをアピール。コース、決まり手共に幅の広いオールラウンダーが頭角を現した印象だ。枠番抽選に左右されない強みがあり、この大会には向いているレーサーと言える。

 13日は白井英治選手、寺田千恵選手をを紹介。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る