SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと14日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと23日

[ 2017年12月5日 05:30 ]

“前付けの鬼”深川真二(左)と女子選手きっての実力者、田口節子
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 ◆ダービーVの深川 デビュー26年目初出場

 賞金12位にランクインしたのは深川真二だ。すでに複数回のSG優出経験を持ち、昨年のクラシックでも準優勝と実績は申し分なかった。ただ、今年は7月までSG出場ゼロ。G1での優出も1度もなかった。それでも10月の平和島ダービーでSG初制覇を達成。賞金3500万円を加算し、デビュー25年目にして初めてグランプリにたどり着いた。積極的なコース取りでSGタイトルを手に入れた“前付けの鬼”。今年の頂上決戦は、より一層シビアな戦いになる。スタート展示も含めて進入から沸かせてくれるに違いない。

 ◆弟子・樋口と同時出場で燃える田口

 女子の賞金12位は田口節子。下関G2レディースチャレンジCでフライングを切ってしまったが、12位の座は守り切った。クイーンズクライマックスは第1回大会以来2度目の参戦になるが、過去にレディースチャンピオンを連覇したこともある実力者。今年もオール女子戦で3Vを挙げ、賞金2〜4位の遠藤エミ、長嶋万記、寺田千恵と共にダービーにも参戦した。さらに今回は「一緒に出るのが夢だった」と語る弟子・樋口との同時出場。F持ちでも闘志あふれる走りを見せてくれるだろう。

 6日は魚谷智之選手、樋口由加里選手を紹介。

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