SGカウントダウンコラム

SG「第44回オールスター」23日開幕 あと6日 ボートレース福岡

[ 2017年5月17日 05:30 ]

うねりが特徴的なボートレース福岡の水面
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【イン受難“博多の3コースまくり”頭に/エースは29号機、28号機、15号機が続く】

 ボートレース福岡でのSG開催は昨年のダービー(優勝瓜生正義)以来。オールスターは14年以来4回目の開催だ。競走水面は那珂川の河口に位置し、1M付近は川面にせり出している。満潮時には博多湾の潮と那珂川の流れがぶつかり、特有のうねりが発生。全国屈指の難水面となる。

 進入コース別成績(16年5月〜17年4月)を見ると、1コースの1着率は全国平均(51・3%)を下回る47・3%。出力低減エンジンが導入以降は上昇傾向にあるものの、イン受難であることに変わりない。一方、高水準なのが3コースの1着率17・1%。全国平均(13・1%)に大きく水をあけて全国1位で、“博多の3コースまくり”は頭に入れておきたい。

 現行エンジンは昨年6月に使用開始。相場は固まっている。最大の関心はエース29号機の行方。全ての足が強力で、昨年のダービーでも白井英治が超抜に仕上げて準優勝だった。引いた選手は一躍優勝候補に躍り出るだろう。直線系統でエース機にも引けを取らないのが28号機。15号機は行き足、回り足の“レース足”がそろっている。

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