今週の丸山元気!

モンドクラッセ テン乗りにも不安なし「渋太さがある」

[ 2016年12月2日 17:00 ]

 今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

 フォレストクイーン(土曜6R)は砂を被った時にどうかですけど、坂路でいい動きを見せていますからね。スピードはありますし、初戦から差のない競馬を期待しています。

 トミケンタルモ(日曜4R)はゲート次第ですね。スタートを決めて流れに乗れればもっとやれると思います。

 アロヒ(日曜7R)の前走は休み明けで少し太かったですね。絞れていればもう少しやれると思います。

 モンドクラッセ(日曜12R)はテン乗りになりますが、渋太さがありますからね。自分の競馬をしてどこまで頑張ってくれるかでしょう。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日(12月3日・中山)
 1Rシゲルパンダ ☆
 ここまで3戦しているが、全て2桁着順。初ダートで少しでも前進があればいいが…。距離短縮は好材料のハンディマン、2戦連続で2着のバンケットスクエア、前走はダートで変わり身を見せたコントローラーが上位候補か。

 3Rウォーブル ☆
 3走前に5着した実績はあるが、現状ではワンパンチ足りない印象。前回より相手も揃っており、上位圏内までは…。開幕週向きの渋太さがあるシンデン、前走2着も負けて強しの内容だったパルフェクォーツ、2戦連続で2着のブリッツシュラークが上位候補か。

 6Rフォレストクイーン ☆☆☆
 坂路中心に乗り込まれて、追い切り時計も水準以上。仕上がりは早く、上位食い込みは十分可能。新馬向きの気性で動きも力強いタイセイスマッシュ、入念に乗り込まれたスマートシャヒーン、好馬体でダートも合いそうなバングルバングルが強敵か。

 7Rアスターレジェンド ☆
 中央転入後は2戦してともに2桁着順。調教の動きは良くなっているが、もう少しクラス慣れが必要か。終い堅実なヨクエロマンボ、中山は相性が良いメイショウフェイク、一叩きされて動きが良くなったダノンバウンドが上位候補か。

 9Rキューバンマンボ ☆☆
 3走前に新潟2歳Sで2着したオーバースペックと0.1秒差があり、500万でも十分通用する力はある。距離延長は歓迎で、今回のメンバーなら上位食い込みも。競馬センスがあるアサギリジョー、骨っぽい相手と戦い力を付けてきたアピールバイオ、粘り強さがあるマイネルユニブランが上位候補か。

 ●日曜日(12月4日・中京)
 1Rヴァニラエッセンス ☆
 3戦しているが、全て2桁着順で成績が上がってこない。ダート短距離で新味が出ればいいが…。前走は相手が悪かったラッキーパンチ、距離短縮は好材料のメイショウヤエヤマ、一叩きされて動きが良くなったジャックナイフが上位候補か。

 3Rダンガンコゾウ ☆
 500万では馬券圏内がなく近走の成績も一息。短距離に戻して少しでも前進があればいいが…。終い堅実なブレヴェスト、中京は相性がいいコロマンデル、過去に現級勝ちがあるアイファーサンディが上位候補か。

 4Rトミケンタルモ ☆☆☆
 もう一押しが課題だが、毎回末脚は堅実で大崩れが少ない。直線の長い中京は合いそうなタイプで、流れひとつで上位食い込みも。前走が勝ちに等しい2着だったヒシマサル。使いつつ自在性が出てきたレッドクライム、長くいい脚を使えるステイオンザトップが強敵か。

 5Rエイシンウメ ☆
 もう一追い欲しい現状で、終いの伸びも平凡。使いつつ良くなってからか。質の高い併せ馬で入念に乗り込まれたルーズベルトゲーム、中間に栗東坂路で好時計をマークしているヤマニンペダラーダ、十分過ぎるほど乗り込まれ好仕上がりのパンツァネッラが上位候補か。

 6Rタマモブリリアン ☆☆
 タメが利けば終いは脚を使えるタイプで、3走前に現級2着の実績もある。差しが利く中京は好材料で、流れひとつで上位食い込みも。休養後2戦が好内容のアポロノシンザン、終い堅実なカノヤパリティ、器用さが身についてきたアグネスユーリヤが上位候補か。

 7Rアロヒ ☆☆
 新馬勝ちの実績がある素質馬。大型馬で叩いた上積みは十分。今回のやや低調なメンバーなら差のない競馬が可能。過去に現級勝ちの実績があるモンドアルジェンテ、中京は大崩れがないガラドリエル、前走は内枠でチグハグな競馬だったサノノカガヤキが上位候補か。

 9Rラブジェネラル ☆
 中央再転入後は2戦してともに2桁着順。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。中間の動きが良く状態良好のイマジンザット、中京2000メートルで未勝利戦を大楽勝したピースマインド、前走は展開が向かなかったトルストイが上位候補か。

 11Rモンドクラッセ ☆☆
 マイペースで運べれば渋太く、近走も大きくは崩れていない。中京1800メートルは東海Sで2着した舞台。同型との兼ね合いがカギになるが、スローペースに持ち込めれば粘り込むシーンも。ダートでは6戦6勝のアウォーディー、展開に左右される面はあるが終い堅実なサウンドトゥルー、前走は重斤量と高速馬場に泣かされたモーニンが上位候補か。

 12Rフィラーレ ☆
 昇級初戦の前走が16着。叩いた効果は見込めるが、もう少しクラス慣れが必要な印象。大型馬で使いつつ調子を上げているキタサンサジン、相手なりで堅実なシゲルゴホウサイ、終い堅実なディープミタカが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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