今週の丸山元気!

コスモマイルール「良馬場ならもっとやれる」

[ 2016年7月8日 05:30 ]

 今週は土日合わせて11鞍に騎乗します。
 
 ティノ(土曜3R)は終いは脚を使いますが、二の脚が遅くポジションが悪くなる点がどうかですね。ある程度レースが流れてほしいですね。

 ハットプレイ(土曜4R)は前走のように出していくと甘くなります。脚を溜める競馬で変わってほしいですね。

 マルカライ(土曜7R)は出していってある程度の位置を取りにいった方が良さそうです。距離は問題ないと思いますし、うまく乗って前進を期待したいですね。

 バオバブ(土曜8R)は気性的に少し難しいところがありますが、まともならもっとやれてもいい馬ですよ。

 ジョリーアップ(土曜12R)は体調自体は良さそうですが、少し息が重いので、今週の一追いでどこまで変わるかですが、ダート1000メートルは得意ですし、降級すれば力も上なので、最後まで粘ってほしいですね。

 コスモマイルール(日曜10R)は前走は緩い馬場でしたからね。雨予報は心配ですが、良馬場ならもっとやれると思います。

 今週も応援をよろしくお願いします。

【山崎の見解】

●土曜日(6月4日・東京)
 3R スカーミッシャー ☆☆
 着順は一息だが、ブリンカー着用後の終いの脚は堅実。展開ひとつで上位食い込みも可能か。暖かくなり状態が上がっているヤマタケジャイアン、好仕上がりでダート替りも好材料のベラポーサ、一息入ったが乗り込み十分で仕上がり良好のブラウンキャビアが上位候補か。

 7R ミスチフウイッチ ☆
 徐々にクラス慣れしてきた感はあるが、今回は降級馬が多くメンバーが揃った印象。展開の助けも必要なタイプだけに、ここで上位争いまでは…。前走楽勝で素質示したテキスタイルアート、前走は差す競馬で収穫のある勝ち方だったカネータ、テンのスピードがあり斤量49キロも好材料のカラカが上位候補か。

 10R ナスノセイカン ☆☆☆☆
 現在2連勝中と本格化した印象。直線の長いコース向きの決め手があり、東京替りは問題なし。丸山騎手も手の内に入れており、今回も好勝負可能。G14着がある実績馬で2階級降級となるアヴニールマルシェが最大の強敵だが、渋太さがあるテーオービックバンも侮れない。

●日曜日(6月5日・東京)
 2R マキノジェット ☆
 ここまで4戦しているが、なかなか成績が上がってこない。一気の距離延長でどこまで変わるかだが…。高いレベルで安定しているゴーストノート、距離延長は魅力のレッドアルソード、前走は道中揉まれてスムーズさを欠いたトキノアイチャンが上位候補か。

 3R ヤマニンエトフ ☆
 初戦と2戦目の終いの脚は悪くなかったが、その後の成績が一息。初めての1400メートルで少しでも前進があればいいが…。休養後は2連連続3着と安定しているチェルカービレ、控える競馬が板に付いてきたジャマイカムーン、使いつつ動きが良くなってきたハミルトンパークが上位候補か。

 6R スフェーン ☆☆
 コーナーでモタれる面があり、ワンターンの東京1300メートルに替わるのは好材料。まだ幼い面は残るが、スムーズなら上位食い込みも。堅実なグロウインザダーク、一息入れて状態が立ち直ったフジワンエンジェル、前走はスタート後に挟まる不利があったブレイジングサンが上位候補か。

 12R アルスマルカート ☆
 過去に現級でも3着と好走しているが、近走の成績が一息。約7カ月振りと休みも長く、上位争いまでは…。1600万でも2着がある降級馬ブラゾンドゥリス、前走は揉まれてチグハグな競馬だったビッグギグ、2戦2勝と素質高いベストマッチョが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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