今週の丸山元気!

コティニャック試金石 前走は快勝「ここでどんな競馬ができるか」 

[ 2016年5月20日 05:30 ]

 今週は土日合わせて12鞍に騎乗します。この新潟開催は調子がいいですし、最終週も頑張りたいと思います。

 トモジャハリーフ(土曜5R)は前走、競馬をしていないので、多少強引にでもハナに行った方が良いのかもしれないですね。うるさい面があるので、当日の気配も重要になりそうです。

 ヤマニンリュウセイ(土曜10R)の前走は強かったですね。昇級でも差はないと思いますが、新潟外回りに替わるので、折り合い次第になります。

 トウシンスパーク(日曜5R)は前走2着と頑張ってくれましたね。エンジンのかかりが少し遅いですが、前走のような競馬ができれば。

 オーロラッシュ(日曜6R)は終いは確実なので、あとは展開がハマるかどうかですね。

 アグネスユーリヤ(日曜9R)はもうワンパンチなんです。少し太かったので、馬体が絞れていてほしいですね。

 コティニャック(日曜12R)の前走は初ダートでしたが、道中も楽でしたし、全てがうまくいきましたからね。相手が強くなりますし、揉まれたりした時にどうかですが、ここでどんな競馬ができるか試金石になりそうです。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日(5月21日・新潟)
 2R トーホウカンナ ☆
 ここまで3戦しているが、8着が最高着順。リフレッシュ効果と鞍上の腕で、少しでも前進があればいいが…。距離延長は好材料のクイックモーション、前走の走破時計が優秀なヒメタチバナ、一息入ったが好仕上がりのソムリエドヌールが上位候補か。

 5R トモジャハリーフ ☆☆☆
 2走前に2着があるように、マイペースで運べれば渋太い。単騎逃げが叶いそうなメンバー構成で、粘り込みも可能か。太目が解消されつつあるプライムセラー、安定感が出てきたミュートエアー、長くいい脚を使えるスギノグローアップが強敵か。

 10R ヤマニンリュウセイ ☆☆☆
 前走は後続に3馬身半差をつけ楽勝。最後は流していたように余力が残っており、勝ち時計も優秀。自分のリズムなら渋太く、粘り込みも可能。前走はノーステッキで楽勝だったアップクォーク、前走は楽に抜け出し着差以上に強かったカルヴァリオ、芝でも好走歴があるトウショウジャイロが強敵か。

 ●日曜日(5月22日・新潟)
 2R ファミリーソング ☆
 初戦は後方のまま11着。一息入れたが、追い切りの動きもガラッと変わった感じはなく、一変までは…。終い堅実なマリエラ、堅実なナムラバイオレット、距離短縮は好材料のアイアンマンが上位候補か。

 3R ツクバキセキ ☆
 3戦しているが、全て2桁着順続き。再度ダートに戻して前進があればいいが…。安定しているメイショウミツタダ、ダートの方が合うウエヲムイテアルコ、スタートが決まった前走は収穫大のハギノグランコートが上位候補か。

 5R トウシンスパーク ☆☆☆☆
 前走は道悪だったが、好位から渋太く脚を使い2着。新潟外回りは合っており、良馬場ならもっと切れが増すはず。直線の長いコースは合うステファンバローズ、安定味が出てきたミッレミリア、前走は包まれて脚を余したウエスタンボルトが強敵か。

 6R オーロラッシュ ☆☆☆
 他力本願な面は残るが、近走の末脚は堅実。流れひとつで上位争い可能。現級では実績上位のエイシンカーニバル、勝ち鞍があるようにダート替わりは好材料のエナジータウン、完全復調のアラマサクロフネが強敵か。

 7R チャパラ ☆☆
 鉄砲実績がなく休み明けがどうかだが、今回と同じ新潟2400メートルで2着があるようにコース適性は十分。一長一短のメンバー構成で、地力の高さで上位食い込みも。新潟は相性が良いマイネルフレスコ、減量騎手でもう一押しを狙うマイネルブレッジ、一叩きされて上積み十分のカレンラストショーが上位候補か。

 9R アグネスユーリヤ ☆☆☆
 近走は詰めが甘いが、馬体が太かった事が原因。暖かくなり馬体が引き締まってきた印象があり、走り頃の今回はそろそろ勝機も。新潟は相性が良いコスモイノセント、長くいい脚を使えるポップオーヴァー、平坦なら終いに脚を使えるディアエナが強敵か。

 10R ミスズダンディー ☆☆☆
 中央再転入初戦だった前走は、33秒1の上がりを使い3着とメドの立つ内容。直線の長い外回りは合っており、今回も上位争い可能。中央再転入だが過去に中央500万でも2着があるピンクブーケ、久々も好仕上がりのエアピザレー、1000万でも差のない競馬をしているサウンドメモリーが強敵か。

 11R オースミイージー ☆
 オープンではワンパンチ足りない競馬続き。久々の直線競馬で少しでも前進があればいいが…。直線競馬は滅法得意なネロとプリンセスムーン、アイビスSDの勝ち馬セイコーライコウが上位候補か。

 12R コティニャック ☆☆☆☆
 前走は初ダートだったが、正攻法の競馬から押し切り快勝。丸山騎手はやや慎重だが、ダート適性は高く今回のメンバーなら上位食い込みも可能。叩いて動きが良くなったアスカクイン、間隔を開けて立て直したロジテール、相手なりで堅実なトミケンシェルフが強敵か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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