今週の丸山元気!

前走好内容シルヴィーボーテ 「強気な競馬で」と意気込み

[ 2016年3月25日 05:30 ]

 今週は土日合わせて13鞍に騎乗します。チャンスがありそうな馬がいますし、いい結果を残せるように頑張りたいと思います。

 シルヴィーボーテ(土曜4R)の前走はいい内容でした。今回も強気な競馬で決めたいと思います。

 ナンヨーアイリッド(土曜9R)は追い切りに乗りましたが、動きは良かったですね。終いはしっかりしていますし、今回も自分の競馬をしてどこまでやれるかですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日(3月26日・中京)
 1R クリノセゴビア ☆
 前走は直線で接触する不利があり、2走前も脚を余すなど近走は不完全燃焼だが、今の未勝利なら力は上位。スムーズなら上位争い可能。久々も好仕上がりのグランパルファン、使いつつ競馬を覚えてきたオルノス、馬具効果で前走が好内容だったスピードムテキが上位候補か。

 3R コパノチャンス ☆☆
 前走は直線で差を詰めて5着と進境が見られたレース。直線の長い中京替りは好材料で、競馬を覚えてきた今なら更に上位も。2戦連続で2着のドンボラーレ、大崩れがないオリエンタルローズ、先行力があり距離短縮は好材料のリルージュが上位候補か。

 4R シルヴィーボーテ ☆☆☆☆
 前走はいつもより積極的な競馬をして2着。今の牝馬限定戦のメンバーなら力上位は明らかで、今回も上位争い必至。前走は勝負所で包まれ脚を余したデフィニール、渋太さがあるデイジーフローラ、大型馬で叩いた上積みが大きいオープンユアアイズが強敵か。

 5R トモジャハリーフ ☆
 先行力はあるが、直線での踏ん張りがもうひとつ。Bコース替りの恩恵で前進があればいいが…。芝は2戦2連対のコンフィアンサ、毎回堅実なインザサイレンス、力の要る今の馬場は合いそうなアドルナメンテが上位候補か。

 7R タピゴン ☆
 500万昇級後は2桁着順続き。ダート替りで前進があればいいが…。立ち回りが上手で終いもしっかり脚を使えるレッドアライヴ、一叩きされて上積み十分のワンボーイ、ブリンカー効果で中間の動きが良いキタサンコンサートが上位候補か。

 8R モンテエクリプス ☆
 現級でも好走歴はあるが、近走の成績が冴えない。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。中京は相性が良いオリハルコン、前走は直線で不利があったクワトロガッツ、広い中京替りはプラスのビオラフォーエバーが上位候補か。

 9R ナンヨーアイリッド ☆☆☆
 前走はスタートが決まり直線でもいつもの末脚を使い2着。テンションが上がりやすく当日の気配がカギになるが、終いは堅実で今回も流れひとつ。前走は脚抜きのいいダートが応えたヴレクール、展開利が見込めるストロングトリトン、安定感があり減量騎手でもう一押しを狙うエンドレスシャインが強敵か。

 10R ブラッククローバー ☆☆☆
 前走は前にいた馬が残る流れのなか後方からメンバー最速の上がりを使い3着。混戦メンバーだが、直線の長い中京替りと55キロのハンデは好材料で上位争いは十分可能。力の要る馬場は合っているダノンマッキンレー、安定感が出てきたフェアラフィネ、終い堅実なスマートカルロスが強敵か。

 11R トレジャーマップ ☆☆
 昇級後は2桁着順続きだが、スローペースでもかなり追走に苦労していたレース内容から力負けではなく気持ちの問題。リフレッシュ効果で前向きさが戻れば前進は可能。相手なりで堅実なエイシンアロンジー、単騎逃げが見込めるスペキュレイター、ここにきて力を付けているトーホウスペンサーが上位候補か。

 12R ザハッピエスト ☆☆
 前走は13着に終わったが、小柄な馬で道悪が応えた印象。休み明けになるが動きは良く、良馬場で臨めそうな今回は前進必至。実績のあるマイルで前走変り身を見せたコスモヨハネ、終い堅実なグリーンラヴ、長期休養明けだが仕上がり良好のフェイブルネージュが上位候補か。

 ●日曜日(3月27日・中山)
 5R ロッジポールパイン ☆☆
 休み明けになるが、入念に乗り込まれて仕上がりは良好。良馬場の中山ダート1800メートルは条件ベストで、変わる可能性はある。ハイレベルの前走で2着だったファンドレイザー、2戦連続で2着のイーストオブザサン、中山は相性が良いラテールプロミーズが上位候補か。

 7R ウップスアデイジイ ☆
 大敗続きで成績が上がってこない。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。前走は展開が向かなかったマイネルライヒ、2戦連続2着のツクバイーメーカー、使いつつ復調気配のコスモカウピリが上位候補か。

 11R ヒラボクプリンス ☆
 脚抜きのいいダートで好走歴が多く、良馬場の重賞で上位争いまでは…。使いつつ調子を上げているマイネルクロップ、連勝中で勢いがあるバスタータイプ、休み明けだが仕上がり良好のグランドシチーが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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