今週の丸山元気!

調整順調セプテントリオ ベスト条件に「楽しみ」 今週は13鞍

[ 2016年2月19日 05:30 ]

 今週は土日合わせて13鞍に騎乗します。今週も勝ち鞍を伸ばせるように頑張りたいと思います。

 セプテントリオ(土曜6R)は、順調にきているなという動きでした。成績を見ると小回り2400メートルも合っているようですし、テン乗りになりますが、楽しみにしています。

 クリッパールート(土曜7R)は追い切りの動きは良かったですね。休み明けになりますが、いい競馬ができそうです。

 ブレイクエース(日曜5R)は血統馬で素質はありそうですが、出戻り初戦になりますし、気性的に少し難しい面もあります。メドの立つ競馬ができればいいですね。

 ティアップブロンド(日曜6R)の前走は初芝で2着でしたが、道悪でしたし正直まだ掴み切れません。今回走れば本物だと思うので、試金石になります。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日(2月20日・小倉)
 1R メインアクト ☆
 ここまで3戦しているが、成績が上がってこない。距離延長で変り身があればいいが…。ソエが治まり好仕上がりのハギノグランコート、前走は外々を回るロスがあったリルージュ、ブリンカー着用で動き良化のマグレブが上位候補か。

 5R ジャストザネクスト ☆
 十分過ぎるほど乗り込んでいるが、終いが甘く調教時計は平凡。使いつつ良くなってからか。素軽い動きを見せているジョンブリアン、最終追い切りで上々の動きを見せたテーオーバーキン、質の高い併せ馬を消化し好仕上がりのアインザッツが上位候補か。

 6R セプテントリオ ☆☆☆
 前走は後方から長くいい脚を使い4着と復調を感じさせる内容。長距離に良績が多く小倉2400メートルは条件ベストで、上位食い込みは十分可能。小倉で勝ち鞍があり距離延長も歓迎のフォースフィールド、放牧明けも好仕上がりのキールコネクション、動き抜群のシームストレスが強敵か。

 7R クリッパールート ☆☆
 前走は軽斤量だったとはいえ、直線で脚を使い3着と見所のある内容。約半年振りの実戦になるが、先週・今週と上々の動きを見せ仕上がりは良好。 流れひとつで上位食い込みも可能か。安定感があるクイーンズターフ、渋太さがあり小倉替りも歓迎のデストリアー、ハマった時の末脚が強烈なグランドエンジェル が上位候補か。

 10R ペルルクロシュ ☆
 前走は直線一気の末脚で差し切ったが、先行激化で展開がハマった印象。今回は実績の乏しい芝に戻り、昇級で相手も強化。メドの立つ競馬ができれば上出来か。折り合い面から1200メートルが現状ベストのレイリオン、条件好転のキングハート、1200メートルの500万では堅実なマイネルラックが上位候補か。

 12R アドマイヤジャズ ☆☆☆
 前走は休み明けのぶん最後は伸びを欠き6着。叩いて動きが一変しており、好時計で未勝利勝ちがあるように小倉1200メートルもベスト。上位争いは十分可能。小倉は相性が良いジェントルヴァウ、決め手上位のトウカイクローネ、現級勝ちがあり実績上位のベルモントラハイナが強敵か。

 ●日曜日(2月21日・小倉)
 1R シルヴィーボーテ ☆☆
 3戦連続で5着だが、しっかり終いに脚をつかるようになり内容は良化。やや低調なメンバー構成。距離延長がカギになるが、折り合いさえ付けば上位食い込みも可能か。小回り向きの先行力があるエテルナミノル、放牧明けだが動き良好のキタノチサクラ、前走は初ダートで変り身を見せたフジクイーンが上位候補か。

 2R オヒアレフア ☆
 ここまで3戦しているが、スタートが遅く成績が上がってこない。初の1000メートルでもあり上位争いまでは…。好仕上がりで実績も上位のメイショウノボサン、小回り1000メートルは合うメイショウサイジン、距離短縮は良さそうなリンガスウランが上位候補か。

 5R ブレイクエース ☆☆
 中央再転厩初戦となるが、未勝利時代に現OP馬のアンタラジーや現1000万のロジダーリングと差のない競馬をしているように、500万でも通用する下地はある。丸山騎手はやや慎重なコメントだが、低調なローカルの500万なら上位食い込みも可能か。前走は脚を余したバイオレットフィ ズ、大崩れが少ないサダムダイジョウブ、小回り1700メートルは合うカシノカームが強敵か。

 6R ティアップブロンド ☆☆☆
 前走は初めての芝だったが、力のいるコンディションが良かったのか渋太く食い下がり2着好走。金曜~土曜の雨が残る馬場なら再度上位食い込みも可能か。芝1200メートルはベストのユメノマイホーム、馬体が回復し好仕上がりのキースカーフ、追い切りで好時計をマークしたスーパールミナルが強敵か。

 7R コパノハミルトン ☆
 中央再転厩初戦になるが、未勝利時の成績や地方時代の成績は平凡。メドの立つ競馬ができれば上出来か。使いつつ復調気配のトーセンカナロア、小倉は相性が良いピエールドリュヌ、中間の動きが良いグリーンラヴが上位候補か。

 8R アドマイヤスカイ ☆
 未勝利勝ち後の成績が冴えない。芝の短距離に戻してどこまで変わるかだが…。久々だが鉄砲実績があり先行力も十分のシゲルカゼノボシ、芝・ダート問わず終いは堅実なウエスタンユーノー、小回り1200メートルは合うノミネーションが上位候補か。

 12R フェブノヘア ☆☆
 近走成績は一息だが、現級勝ちや1000万での好走歴は多数。小倉も相性が良く、変わる可能性はある。平坦替りは好材料のクリノスイートピー、小回り向きの先行力があるフルールシチー、安定感が出てきたプルメリアスターが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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