今週の丸山元気!

新年初騎乗 ダンツプリウス「1600メートル合う」 

[ 2016年1月4日 05:30 ]

 新年あけましておめでとうございます。怪我に気をつけて、昨年以上の結果を残せるように頑張りたいと思います。今年も引き続きよろしくお願いいたします。今年の中央競馬初日となる火曜は6鞍に騎乗します。

 スズカオーショウ(火曜3R)は前走の内容が良かったですね。今回も終いを生かす競馬で上位を狙いたいと思います。

 ドリームドルチェ(火曜8R)はダートに戻るのはプラスですね。状態も良いですし、好勝負を期待しています。

 ダンツプリウス(火曜10R)の前走は惜しい競馬でした。前走の感じから1600メートルは合っていますし、オープンとはいえ、ほとんど1勝馬ですからね。いい競馬ができると思います。

 今年も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●火曜日(1月5日・中山)
 1R ビバラビダ ☆
 新馬戦で3着はあるがスローペースに恵まれた印象で、その後の成績が一息。立て直した効果と初ダートでどこまで変わるかだが…。3戦連続2着のシゲルヒラマサ、スタートセンスが良く初戦が好内容のカリアティード、好仕上がりで素質も高いノボホウセイが上位候補か。

 2R サムライフォンテン ☆
 2戦しているが、ともに12着とメドが立っていない。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。初ダートの前走が好内容の2着だったタンサンドール、安定感が出てきたシゲルクロダイ、渋太さがあるコスモカナディアンが上位候補か。

 3R スズカオーショウ ☆☆
 前走は休み明けで直線では手前も替えていなかったが、それでも渋太く脚を使い0・3秒差5着。一叩きされて型通り動きが良化し、今回のメンバーなら上位食い込みも。前走は前々で運べれば渋太いオーゴンマリア、発馬が課題も現級では力量上位のカネータ、揉まれ強くなり成績が安定してきたダイメイリシャールが上位候補か。

 4R アスターレジェンド ☆☆
 中央再転厩になるが、園田の1400メートルで1分30秒を切っていれば評価は水準以上。中央500万で通用しても不思議ではない。前走は相手が悪かったモンドクラフト、好仕上がりで現級勝ちの実績もあるファドーグ、骨折明けも仕上がり良好のジャイロスコープが上位候補か。

 8R ドリームドルチェ ☆☆☆
 前走は初芝でも差のない競馬をしていたが、やはりダートがベター。昇級初戦に加えてメンバーも揃っていた2走前で0・3秒差とメドが立っており、適条件に戻れば一発があっても。優秀な走破時計で前走快勝のコンドルヒデオ、前走は不利がありながらも2着と力を付けているマレーナ、決め手上位のトーセンミッションが強敵か。

 10R ダンツプリウス ☆☆☆☆
 前走は4角で他馬にぶつけられる不利があったが、それでも最後まで脚を使いタイム差なしの3着。レースセンスが良く中山替わりも問題なし。今回も上位争いは十分可能。前走の走破時計が優秀なアーバンキッド、札幌2歳Sで4着の実績があるラヴアンドポップ、初芝だが素質高いチェストケリリーが強敵か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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