今週の丸山元気!

手応えありスターチェイサー「上位にきても不思議ではありません」

[ 2014年9月12日 05:30 ]

レースに向け調整する丸山元気騎手
Photo By スポニチ

 今週は土日合わせて7鞍に騎乗します。乗り鞍は少ないですが、どの馬も力を出してあげられるように頑張りたいと思います。

 スターチェイサー(土曜1R)は追い切りの動きが良かったですし、前走競走を中止した影響はなさそうです。稽古通りなら上位にきても不思議ではありません。

 ルーヴルヴォイス(日曜2R)は追い切りで乗りましたが、まだ非力ですし、少しうるさい面もあります。直線競馬で少しでも違う面が見られればいいですね。

 クレバーパルマ(日曜7R)は力はありますが、1200メートルは少し忙しいかもしれません。うまく流れに乗れるかがカギになります。

 ミッキードリーム(日曜11R)はテン乗りになりますが、一度重賞を勝っている馬ですからね。いつもよりも前で競馬をして変わってほしいと考えています。

 今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日(9月13日)

1Rスターチェイサー ☆☆
 新馬戦で2番人気に支持された素質馬で、最終追い切りでも好時計をマーク。前走は異常歩様で競走を中止したが、まともなら上位食い込みも可能。新馬戦で重賞勝ち馬ミュゼスルタンの2着だったソールインパクト、前走は厳しい競馬で2着だったダイワエキスパート、叩いて動きが良くなったセルメールが上位候補か。

3Rローツェフェイス ☆
 2戦してともに2桁着順。叩いた効果でどこまで前進できるかだが…。安定感あるキタサンダイチ、使いつつ調子を上げているベストヴィジョン、終い堅実なチャンピオンリングが上位候補か。

11Rプレミアステイタス ☆☆
 前走の勝ち時計は平凡だが、牡馬相手に差し切った内容は評価できる。近2戦とも上がり33秒台を使っているように新潟外回りはベスト。人気薄だが上位にきても不思議ではない。末脚鋭いショウナンパンドラ、桜花賞で少差5着だったレーヴデトワール、叩いて力強さが出たヘイジームーンが上位候補か。

日曜日(9月14日)

1Rトミケンキルカス ☆☆
 ソエで一息入ったが、入念に乗り込まれて、最終追い切りでは3頭併せで最先着するなど仕上がりは良好。手薄な今回のメンバーなら一発あっても不思議ではない。好仕上がりでダート替わりも歓迎のデンバー、大型馬で叩いた上積みが大きいヴェルトフリーデン、外に膨れた前走内容から左回りは歓迎のタイセイアニマートが上位候補か。

2Rルーヴルヴォイス ☆
 2戦ともに2桁着順。気性的に直線競馬は合いそうだが、どこまで変わるか…。前走で直線競馬の適性を示したエンドオブデイズ、持ち時計上位のタタラ、好仕上がりのサウスリュウセイが上位候補か。

7Rクレバーパルマ ☆☆
 現級3着があるように通用する力はある。久しぶりの1200メートルがどうかだが、末脚の生きる流れになれば食い込みも。中央再転入の前走でいきなり2着と地力を示したハニーバニー、叩き3戦目で走り頃のラヴァーサクラ、新潟は相性が良いスノーレパードが上位候補か。

11Rミッキードリーム ☆☆
 過去に重賞勝ちの実績があり、2走前に2着にきているように年齢的な衰えもない。今の荒れてきた馬場は歓迎で、上がりがかかれば上位食い込みも。前走快勝のクラレント、G1で3着があり仕上がりも良好のキングズオブザサン、叩き3戦目で更に調子を上げているサトノギャラントが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬 学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8 日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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