今週の丸山元気!

タムロスカイ バテない強み生かす

[ 2014年2月21日 05:30 ]

 今週は土日は小倉、月曜は東京での騎乗になりました。3日間で21鞍とたくさんの騎乗依頼を頂きました。今週もいい結果を出せるようにがんばります。

ラヴィーズバード(土曜5R)は追い切りの動きは良かったですよ。あとは終いの生きる流れになるかどうかですね。

アドマイヤイナズマ(土曜7R)は背中がいい馬ですし、前走で中央でもメドが立ちました。前回と同じようなメンバーですし、叩いた上積みもあると思うので楽しみにしています。

ローリングストーン(日曜7R)は自分から動くと甘くなるので展開次第になりますが、前回のように他馬が早めに動くような流れになってほしいですね。

タムロスカイ(日曜11R)は小倉は走りますからね。テン乗りになりますが、バテない強みを生かせるように乗りたいと思っています。

コクシブルース(月曜2R)は、やってみないと分かりませんが、もしかしたら2100メートルは少し長いかもしれませんが、初戦の内容は良かったですし、叩いた方がいいタイプだと思っていたので上積みも見込めそうです。

ペイシャフェリス(月曜6R)は未勝利を勝った時が強かったですし、除外になりましたが1月のフェアリーSでも勝負になると思っていた馬。楽しみにしています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日(2月22日)
1Rザナイトビフォー ☆
 3戦して全て2桁着順。距離短縮で違う面がでればいいが…。前走は外々を回るロスがありながらも2着だったサウスセレクト、1000メートル向きのスピードがあるスマートエビデンス、スタートセンスが良いディアデュールマンが上位候補か。

2Rジャズコンボ ☆
 前走も終いは差を詰めているが、もうワンパンチが足りない印象。恵まれないと上位までは…。前走は一旦先頭に立ち見せ場十分だったポメグラネイト、安定感が出てきたショウナンガッチャ、小回りで粘り込みを計るヒャクマンバリキが上位候補か。

4Rマイネエルスト ☆
 2戦ともに8着。もう少し経験を積んで力をつけてからか。2着が4回あり力量上位のグロリアスカフェ、渋太さあるオースミフブキ、トビが大きく前走は緩い馬場が応えたゴールドシェンロンが上位候補か。

5Rラヴィーズバード ☆☆☆☆
 元々は現級勝ちのある実績馬で、前走も復調を窺える末脚を披露。再度装着するブリンカーの効果も期待でき上位争いは十分可能。堅実で相手なりに走るシンワウォッカ、未勝利馬だが500万でも勝ち負けの競馬をしているマルシアーノ、小倉は相性が良いタニノセレナーデが強敵か。

6Rクリノサンタクルス ☆
 転厩初戦だった前走が16着。もう少しクラス慣れが必要か。折り合いが付き近走は安定しているラスカルトップ、未勝利時に重賞勝ち馬ナカヤマナイトを負かしている素質馬カフェラピード、小回り向きの器用さがあるコーラルタワーが上位候補か。

7Rアドマイヤイナズマ ☆☆☆☆
 中央再転厩初戦だった前走で3着と500万でも通用する事を証明。大型馬で叩いた上積みが見込める今回は更に上位も可能か。終い堅実なメイショウシャイン、2400メートルなら楽に先行できそうなゴーイングベル、小倉2400メートルで現級勝ちがあるハワイアンソルトが強敵か。

9Rコウジンコラボ ☆
 前走は16着に大敗。中央500万ではもう少しクラス慣れが必要な印象。同型が少なく展開が向きそうなヤマニンボンプアン、小回り1200メートルは条件が合うモンマックス、取消し明けだが1000万でも勝ち負けの競馬をしている実績馬アルベルトバローズが上位候補か。

10Rアドマイヤデウス ☆☆☆☆
 前走の梅花賞では渋太く粘り3着。決め手勝負の京都外回りより小回りの小倉の方が合っており勝機も十分。出遅れた前走でも2着と素質高いゲットアテープ、強敵相手に地力をつけてきたウェーブゴールドが強敵か。

11Rオーシャンパワー ☆☆☆
 小倉1700メートルは4戦して全て馬券圏内と相性のいいコース。過去に現級でもタイム差なしの3着がある馬で一変しても不思議ではない。前走は2着惜敗も走破時計は優秀だったポイントブランク、終い堅実なリバータイキ、相手なりで堅実なサナシオンが強敵か。

12Rタツフラッシュ ☆
 過去に今回と同じ小倉1200メートルで現級勝ちの実績はあるが、近走の成績が冴えない。相性のいいコースでどこまで変わるかだが…。惜敗続きのブライトチェリー、追い切りの動きが抜群のメイショウライナー、実績ある芝に戻るチェネレントラが上位候補か。

日曜日(2月23日)
2Rヴェンセール ☆☆☆
 前走は脚抜きの良い馬場で先行争いが厳しくなった印象。スタートセンスは抜群、良馬場ですんなりと先手を奪えれば粘り込みも。前走は好時計で2着だったサンマルヴィグラス、叩いて動きが良くなったパワフルラリマー、距離短縮は好材料のカレイファンタジアが上位候補か。

4Rラヴクレージー ☆☆
 周りを気にするなど幼い面は残るが、前走4着と一応のメドは立った。手薄なメンバー構成となり、鞍上2度目で能力全開なら上位食い込みも可能。粘り強いタガノティターニア、距離延長は好材料のブラウ、小回りの方が持ち味が生きそうなサンレイサムライが上位候補か。

6Rペガサスフラッシュ ☆☆
 近走成績は一息だが、過去に1000万でも3着の実績あり。小回りの小倉に替わるのは歓迎で、揉まれずに運べれば上位食い込みも可能。充実著しいメイショウソラーレ、使いつつ競馬を覚えてきたナリタロック、小回りは合うアルマベルヴァが上位候補か。

7Rローリングストーン ☆☆☆☆
 一瞬の脚しか使えないタイプで、引き続き丸山騎手が乗れるのは好材料。展開ひとつで今回も上位争い可能。去勢2戦目で変り身を見せたスマッシュスマイル、決め手上位のチェイスザゴールドが強敵か。 

9Rサトノシーザー ☆☆
 昨年、丸山騎手が騎乗して現級勝ちの実績あり。近走は一息だが、今回の手薄なメンバー構成なら、地力の高さで上位にきても不思議ではない。堅実なレオネプチューン、長くいい脚を使うナリタタイフーン、小回り向きの粘り強さがあるデスティニーシチーが上位候補か。

10Rベルニーニ ☆☆☆☆
 現級勝ちに加えて1000万でも少差4着があり実績は上位。前走の終いの伸びも上々で上位争い可能。小回りは合うルミナスレッドとマイネルスパーブ、前走は包まれて脚を余したアメリカンダイナーが強敵か。

11Rタムロスカイ ☆☆
 小倉は2勝2着2回があるように相性のいいコース。前々で流れに乗れるセンスの良さがあり、Bコース替わりで粘り込みも可能。菊花賞4着など素質高いラストインパクト、小回りは合うラブイズブーシェ、前走はスムーズさを欠いたアロマティコが上位候補か。

12Rビットスターダム ☆
 今回と同じ小倉1200メートルで現級2着の実績はあるが、近走成績が冴えずいい頃のデキには一息の印象。相性のいいコースでどこまで変わるかだが…。終い堅実で安定感が出てきたトキノゲンジ、前走は脚を余したダイワスペシャル、前走でメドを立てたアブマーシュが上位候補か。

月曜日(2月24日)
2Rコクシブルース ☆☆
 追い切りの時計や動きは前走以上で叩いた上積みは十分。距離は未知だが、好位で渋太さを生かせれば粘り込みも可能か。血統からダート長距離は合いそうなルヴェソンヴェール、揉まれ弱く広いコースは歓迎のレンブラント、太目を叩いて上積み大きいクオーターマスターが上位候補か。

6Rペイシャフェリス ☆☆☆☆
 昇級初戦だった前走でも最後まで渋太く食い下がり3着。先週の坂路で49秒台をマークするなど追い切りの動きは抜群で、今回のメンバーなら上位争い可能。自己条件に戻るサトノルパン、1400メートルはベストのトーセンシルエット、休み明けも好仕上がりのヒカルブルービーが強敵か。

7Rベールグリーン ☆☆
 前走2着と500万でも通用する力は持っており、東京1600メートルは未勝利を勝っている舞台でもある。長期休養明けになるが、すんなり先行できれば粘り込みも。前走の走破時計が優秀なケンブリッジサン、終い堅実なブルーイングリーン、現級勝ちがあるサンリットレイクが強敵か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬 学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8 日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る