今週の丸山元気!

スープリムシチー上位狙える!力はある

[ 2014年2月7日 05:30 ]

 今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。週末の天気が気になりますが、楽しみな馬がいますし今週も全力で頑張ります。

スリーロンドン(土曜1R)はゲートの駐立が課題ですね。能力はあると思うので、スタートを五分に出ることができるかどうかがカギになります。

コンドッティエーレ(土曜8R)は掴み切れませんが、中山などでは終いにいい脚を使っていますからね。今回もタメて終い勝負に賭けたいと思っています。

スリープレシャス(土曜9R)の前回は少し力んでいましたが、リラックスして走ればもっとやれると思います。

スープリムシチー(日曜3R)はテンションが上がりやすいので、滞在競馬はいい方に出ると思います。力はありますし、当日に落ち着きがあれば上位を狙えると思っています。

ヴェンセール(日曜6R)は追い切りの動きは良かったですよ。今回も行ってどこまで粘れるかになりますが、小回り1000メートルは条件が合いますし楽しみにしています。

ローリングストーン(日曜7R)は脚の使いどころが難しい馬なんですが、うまく展開が噛み合うかどうかですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日(2月8日)
1Rスリーロンドン ☆☆☆
 1200メートルは忙しかった印象で今回の1700メートルは大歓迎。先行馬が揃った一戦でもあり、この馬の末脚がハマる可能性は十分ある。積極策で変り身を見せたアラートミノル、前走は相手が悪く2着だったが後続は離しているモズスター、ダートでは安定しているポングラネイトが強敵か。

3Rアンファミーユ ☆☆
 初戦は幼い面を出し大敗したが、古馬1000万相手に先着するなど追い切りの動きは抜群。素質は秘めており、2戦目と芝1200メートルで一変しても不思議ではない。強敵相手に2戦連続2着のオウノミチ、開幕週向きの先行力があるタガノウォーリア、使いつつ調子を上げているアサカファルコンが上位候補か。

6Rクールアンジュ ☆☆
 栗東ポリトラックで新馬としては上々の時計をマーク。芝向きの素軽さもあり初戦から上位食い込みも可能。母スリープレスナイト父ディープインパクトという超良血馬ブロンシェダーム、坂路で迫力ある動きを見せているレッドレイチェル、素軽いフットワークで気性も初戦向きのタマモテンカラットが上位候補か。

7Rアドマイヤイナズマ ☆☆☆☆
 前走が逃げて後続に11馬身をつけ大楽勝。折り合いに不安がなく距離延長は問題なし。単騎逃げが叶いそうな今回も逃げて粘り込める可能性は高い。小倉ダート2400メートルで現級勝ちがあるハワイアンソルト、終い堅実なメイショウシャイン、先行できれば粘り強いウインラヴェリテが強敵か。

8Rコンドッティエーレ ☆☆
 一瞬の鋭い脚を使うタイプで、中京のような直線の長いコースよりも小回り向きの印象。先行馬が揃った一戦で決め手が生きる流れになれば上位食い込みも可能。前走は坂が応えた印象のアドマイヤキンカク、小倉は相性が良いダノンドリーム、前走は脚を余したリスヴェリアートが上位候補か。

9Rスリープレシャス ☆☆
 現級で2着3回があるように通用する力はあり、小回りにも良績が集中。乗り難しい面があるが、2戦連続で丸山騎手が手綱を取る今回は更に上位も可能。休み明けだが好仕上がりで実績も上位のマジカルツアー、小倉は2戦2勝のヴァンヘルシング、前走はスタートで不利があり流れに乗れなかったヒドゥンブレイドが上位候補か。

10Rマイネルランスタン ☆☆
 好時計で未勝利を勝っているように500万でも通用する下地はある。立ち回りが上手で小回りは合っており、開幕週の馬場を味方に粘り込みも可能。現級勝ちがあるベルニーニ、一叩きされて動き良化のエーシンエポナ、平坦小回りのコースは合うマイネルスパーブが上位候補か。

11Rスマイルミッキー ☆
 年齢的なものか近走内容が物足りない。52キロの軽ハンデを生かしてどこまで差を詰められるかだが…。ハイレベルだった前走でも見せ場十分だったポイントブランク、ダートでは底を見せていないグランプリブラッド、決め手上位のリバータイキが上位候補か。

日曜日(2月9日)
3Rスープリムシチー ☆☆☆
 新馬戦で2着に好走したように能力はある。前走はイレ込んで7着に終わったが、滞在競馬で落ち着きがあれば巻き返し可能。先行力があり小回りの開幕週は合いそうなフルールシチー、入念に乗り込まれて仕上がり良好のヤマノハヤブサ、終い堅実なシゲルリクチュウが強敵か。

4Rシャイニーピューマ ☆
 モタれるなど幼い面が残っており能力を発揮できていない印象。もう少し競馬を覚えてからか。前走は大幅馬体減が応えたデンコウセキトバ、先行できれば渋太いダンスールクレール、叩いて動きが良くなったヴィッセンが上位候補か。

5Rジーピークロス ☆☆☆
 今回と同じ小倉1200メートルで現級2着があるように力は互角以上。ダートだった前走は大敗したが、芝に戻れば巻き返しも可能。先行力があり開幕週は合うヤマニンポンプアンとブルーピアス、前走は不利があり不完全燃焼のラパージュが強敵か。

6Rヴェンセール ☆☆☆☆☆
 昨秋に復帰してからは適条件がなく苦戦を強いられてきたが、今回は待望の小回りダート1000メートル。脚抜きのいいダートも大歓迎で逃げ切り可能。距離短縮は好材料のサンマルヴィグラス、現級勝ちがあるスズノライジン、小回り平坦は合うコウヨウエンプレスが強敵か。

7Rローリングストーン ☆☆
 現級での好走歴は多数。一瞬しか脚が使えず展開に左右される面はあるが、ハマれば上位食い込みも。毎回堅実なモビール、現級勝ちがあるスペルヴィア、使いつつ復調してきたプロフェッサーが上位候補か。

9Rレオパルドゥス ☆
 芝・ダートは問わないが現級ではワンパンチ足りない競馬続き。鞍上の腕で前進あればいいが…。立て直して抜群の動きを見せているサナシオン、現級勝ちがあり小倉も相性が良いメイショウソラーレ、小回り向きの器用さがあるタマモプラネットが上位候補か。

10Rフェブノヘア ☆
 道悪で大敗している点は気掛かりだが、小倉の相性は悪くない。実績ある1200メートルなら粘り込みも可能か。小回り平坦は合うテイエムチュラッコ、初芝だが渋太く脚を伸ばした前走が好内容のケンブリッジギルド、控える競馬をマスターしつつあるカメットが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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