今週の丸山元気!

スパイチャクラ「やはり小回りの方が合っている」

[ 2018年4月13日 23:30 ]

 ◎丸山元気騎手のコメント

 今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。福島最終週、今週もいい結果を残せるように頑張りたいと思います。

 サルサディオーネ(土曜11R)は右回りと久し振りの芝がどうかですけど、手頃な頭数ですし、前々で運んでどこまでやれるかですね。少しでも上の着順を目指して頑張りたいと思います。

 サクラユニヴァース(日曜2R)は前走も決して悪い内容ではありませんでしたが、勝ち馬の末脚が上でした。1ハロンでも距離が短くなるのはプラスですし、今回も好勝負を期待しています。

 スパイチャクラ(日曜11R)の前走は外めから強い競馬をしてくれましたからね。やはり小回りの方が合っていますし、昇級しても頑張ってくれると思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

2Rフレネシー ☆

 近走が2桁着順で、なかなか成績が上がってこない現状。芝に戻して少しでも前進があればいいが…。芝替りは好材料のタイセイアピール、堅実なクラウンチャンプ、距離短縮でスピードが生きそうなマイラティーシャが上位候補か。

6Rマハロ ☆☆

 前走は道中絡まれる厳しい展開。小回りで坂の緩い福島替りは好材料で、マイペースで運べれば粘り込みがあっても。堅実なダノンプレシャス、前走は折り合いを欠いたセータコローナ、距離延長で新味が出たティーコアが上位候補

か。

7Rインペリオーソ ☆☆

 前走は積極策で渋太く食い下がり5着とメドの立つ内容。かなり低調な組み合わせで、今回も前々で運べれば粘り込みも可能。長くいい脚を使えるドレサージュ、好仕上がりのダノンパーフェクト、終い堅実なクスリバコが上位候補か。

8Rノボミリオンヌ ☆

 500万に昇級後は2桁着順続き。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。復調気配のハヤブサレディゴー、初ダートで前走3着と適性示したタイムレスメロディ、血統からダート替り歓迎のシュピールカルテが上位候補か。

10Rサリネロ ☆☆☆

 前走は前々でマイペースで運び3着。気難しい面は残るが、前走のようにスムーズな競馬ができれば上位争い可能。前走の終いの伸びが良かったアドマイヤデライト、決め手上位のコンピレーション、前走上々の粘りを見せたカネトシブレスが強敵か。

11Rサルサディオーネ ☆

 現状では芝よりダート向きの印象。今回の相手でどこまでやれるか、力試しの一戦か。小回りは得意のトーセンビクトリー、先行力があり小回りは合うカワキタエンカ、終い堅実なレイホーロマンスが上位候補か。

12Rディアドナテロ ☆

 小回りは得意で現級での好走歴も多数あるが、今回は転厩初戦に加えフレグモーネ明け。本調子には一息の様子で、地力でどこまでやれるか…。前走楽勝のタガノジーニアス、福島は得意なルーレットクイーン、前走はハイペースに巻き込まれたサウスザスナイパーが上位候補か。

日曜日

1Rユーデモニクス ☆

 ここまで4戦しているが、7着が最高着順。坂の緩い福島で少しでも前進があればいいが…。安定感が出てきたデルマカミカゼ、前走先行策で変わり身を見せたエルフィ、減量騎手起用でもう一押しを狙うラッキーユーが上位候補か。

2Rサクラユニヴァース ☆☆☆☆☆

 2戦連続2着と、今の未勝利なら実績上位。前走は勝ち馬の決め手に屈したが、3着以下には決定的な差。スムーズ

なら勝ち負け必至。器用さがあるシャープスティーンが最大の強敵だが、好仕上がりのレッドプリモ、一叩きされ上積み十分のエバーミランダも侮れない。

3Rゲームチェンジャー ☆☆

 前走は渋太く脚を使い5着と、ダート適性を示す内容。大型馬で叩いた上積みも大きく、上位食い込みは十分可能。小回り向きの先行力があるダイヤクリーガー、叩いて調教の動きが良くなったスマートフレイ、小回り替りは好材料のリアルモンテが上位候補か。

5Rラドルクス ☆☆☆☆

 2着2回3着2回があり、今の未勝利なら力量上位。チークP着用で詰めの甘さが解消すれば、勝機も十分。終い堅実なビップベリンダ、安定感があるパチュリー、立て直して好仕上がりのペイシャモンが強敵か。

7Rタイキレガトゥス ☆

 脚部不安明けで、調教時計を見ても本調子には一息の様子。使いつつ状態が上がってからか。先行力十分のワンダーグロワール、前走の終いの脚が目立っていたエイシンスペード、堅実なトウショウデュエルが上位候補か。

9Rトミケンボハテル ☆☆☆

 長期休養明けの前走でも4着と地力の高さを証明。小回りダート1700メートルはベストの条件。叩き2戦目で上位食い込みも可能。高いレベルで安定しえいるフュージョンロック、減量騎手起用でもう一押しを狙うモウカッテル、仕上がりの良さが目立つデザートスネークが上位候補か。

10Rダノンスターズ ☆☆☆

 前走はゴール前で不利がありながらも勝ち馬とは僅か0・3秒差。長くいい脚を使えるタイプで、能力全開なら上位争い可能。小回り2600メートルは得意なトロピカルストーム、好仕上がりのマスターコードが強敵か。

11Rスパイチャクラ ☆☆☆☆

 再昇級になるが、過去に1000万でも0・2秒差4着があり力は通用。ハンデ戦で53キロの斤量なら、今回も上位争い可能。休み明けの前走を叩いて状態上向きのレーヴムーン、坂の緩い福島は合いそうなショウナンアエラ、前走は前が詰まり不完全燃焼だったポップオーヴァーが強敵か。

12Rエレクトロニカ ☆☆☆☆☆

 500万では5戦して2着3回3着1回と力量上位の存在。中間の動きが良く、小回り適性も十分。スムーズなら上位争い必至。小回りは合うリリックドラマ、終い堅実なアオイプリンセス、前走は時計が速すぎたローズシュクレが強敵か。

◎山崎啓介

 1982年生まれの北海道出身2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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