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デザーモ“酒癖”で「事件」発生

 19日にピムリコで行われた米G1プリークネスSで、出走馬の1頭タイガーウォーク(牡3)の騎乗者が当初発表されていたケント・デザーモからコレアス・ドミンゲスに急きょ変更になるという「事件」が起きた。原因はデザーモが、騎乗予定のあった前日のベルモントパークで、主催者が行なったアルコール検査に引っかかったためだ。

 デザーモによると、前夜の夕食時に相当量のワインを飲んだそうで、ニューヨーク州が騎乗する全騎手に義務付けている検査の結果、血中濃度0・05%を超えるアルコールを検出。予定されていた3鞍の騎乗を差し止められることになった。これを受け、タイガーウォークの馬主が「私たちはプロとしての仕事をしてくれる騎手に乗ってもらいたい」として、デザーモを下ろすことを決めたものだ。

 短期免許を取得し日本での騎乗経験もあるデザーモだが、アルコール検出による騎乗停止は、2年前の7月に次いでこれが2度目。ニューヨーク州での騎乗は翌20日から認められたが、その後、ケンタッキーダービーで騎乗し3着になったデュラハム(牡3)の馬主からも、ベルモントSでは起用しない旨を通告されるなど、少なからぬ影響が出ている。腕の良い乗り役だけに、残念なニュースである。(競馬評論家)

[ 2012年5月24日 ]

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