G1地区選手権

【多摩川G1関東地区選手権】初日&2日目 ドリーム戦展望

[ 2016年2月3日 05:30 ]

昨年暮れのグランプリシリーズでSG初優勝を果たした長田頼宗
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 関東の精鋭が結集!G1「第61回関東地区選」はあす4日、東京都・ボートレース多摩川で開幕する。昨年ボートレース界をけん引した山崎智也(41=群馬)、8年ぶりに東京支部に明るいニュースを持ち帰った長田頼宗(30=東京)のグランプリVコンビが関東の頂点を目指す。埼玉からはスピード自慢の桐生順平(29=埼玉)が関東No1の称号にロックオン。

 【ドリーム戦展望】
 ◆初日12R ウェイキードリーム戦
 ~外枠に攻撃型が揃った~
 ファン投票1位の浜野谷が初日メーンを飾るのか。外枠には攻撃力満点のメンツ。スピード自慢の桐生が直でツケマイ勝負に出る可能性も。熊谷もカド位置となれば攻めの一手。三角のまくり差しで高配当も狙える楽しみな一戦になった。

 ◆2日目12R 是政ドリーム戦
 ~山崎のイン戦で決まり~
 前付けタイプは不在。昨年のグランプリウイナーにしてMVPの山崎のイン戦で決まりだ。前々回(平和島)の覇者・石渡は差し、純地元の長田はツケマイで応戦。スタート王・山田哲次第で外枠勢にもチャンスか。

 【多摩川の水面傾向】
 ~乗り心地の良否 成績直結~
 東西に長いレイアウトで、西側に1M、東側に2Mがある。定型的なプール型水面で、水質は淡水。かなりの強風でもレースに影響を及ぼすことは少なく「日本一の静水面」と呼ばれる。乗り心地の良否が成績に直結するケースが目立つ。「乗り心地がしっくりこない」などの選手コメントがあれば舟券の狙いを下げる方が得策かもしれない。1Mからスタンドまでが41メートルとかなり狭く、1コースが勝ちやすい環境ではない。ピットから2Mまでは89メートルで、全国的に見れば短い距離だ。

 【多摩川のエンジン】
 ~近況パワー抜群 17号機に注目~
 昨年8月4日から使用開始。今シリーズまでに約7カ月が経過しており、2連対率などの数字は信頼できそうだ。2連対率で優秀な71号と13号も決して無視はできないが、間違いなく注目を集めそうなのは17号の方だ。正月開催の木下陽介、1月2節目開催の池田雄一と抜群のパワーを見せつけて共に優出3着。明らかにエース機らしい動きと表現できる。14号、49号、52号、58号の実績も上位。さらに、中堅域の機では18号、19号、27号などに上位争い可能な近況の勢いがある。

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